日が暮れて、飼い主さんとの時間が増える夜。愛猫は、どんな気持ちで過ごしているのでしょうか?今回は、愛猫が夜に感じている気持ちと、もっと仲良くなれる愛猫への接し方をご紹介!秋の夜長にぜひ試してみてくださいね。
おかえり~!とお出迎え
大好きな飼い主さんが帰宅し、愛猫のテンションがとっても上がっている瞬間。お出迎えにきてくれたら、「会いたかったよ~」と伝えているサインです。喜んでいる様子が見られたら、「ただいま」と声をかけたり、なでてあげたりしましょう。愛猫の気分がもっと上がって、仲良し度もよりアップ!
もし愛猫が遠くから姿を見つめてくるような控えめな性格ならば、愛猫が歓迎している様子を見せるまでは自由に過ごさせてあげて。自分から姿を見せてくれたタイミングで、「ただいま」と優しく声をかけてあげると心の距離が縮まるでしょう。
ゆったりしていると近づいてくる
愛猫から近づいてきたときは、「してほしいことがあるの」とおねだりをしているのかも。1日の終わりにゆったりしているときなら、お願いごとを聞いてくれるかも!と近づいてきているようです。「フードがほしい」「かまってほしい」など、愛猫の様子から願いを察して、応えてあげましょう。
何してるの?とお風呂を覗く
飼い主さんがお風呂に入っているとき、気になって覗きにくる愛猫は多いようです。「何かおもしろそう!」と興味津々で覗きにきています。もし愛猫が顔を出したら、驚かせないようにそっとドアを開けて、「気づいてるよ」と優しく声がけを。
お風呂場に入ってきたり、浴槽のフタにのったりと大胆に楽しんでいる愛猫には、濡れた指を鼻先に近づけてみるなど、お風呂タイムを楽しませてあげるとより仲良く過ごせる夜時間に!
寝室にやってくる
飼い主さんが寝る準備を始めると、寝室にやってくる愛猫。これは、「甘えたい」「そばにいたい」という気持ちの表れです。寝床を準備してくれる母親を見ているような、子猫に戻ったような甘え気分に。飼い主さんの近くまでくる場合は、顔まわりをなでて喜ばせてあげましょう。くつろぎの時間を一緒に過ごすと、距離がぐっと近づきます。
飼い主さんの足元や、少し離れたところで過ごしている場合は、「おやすみ」と声をかけてあげるだけでもOK。安心して眠れる場所だと感じてくれるでしょう。
愛猫と過ごす夜の時間を大切に
夜は飼い主さんが帰宅して、たっぷり一緒に過ごすことができる大切な時間。愛猫の様子をよく見ながら、秋の夜長に仲良くなれる幸せお家時間を過ごしてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年5月号『「そのとき」「その猫」に合った絆の強め方 猫とTimeコミュニケーションしてみませんか?』(監修:帝京科学大学生命環境学部講師 動物看護師 小野寺温先生)
文/いちのへ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。