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愛猫のキャットフード、「ドライ」と「ウェット」どっちがいいの?違いやメリットを解説
そこで今回は、2つのフードの違いやメリットについて解説します。ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いた、フード選びの注意点などもご紹介するので、あわせて参考にしてみてください。
ドライフードとウェットフードの違い・メリットとは?
ドライフードとウェットフードの違い
どちらのフードにも以下のようなメリットがあるので、よく比較しておくとよいでしょう。
ドライフードのメリット
そのほか、開封後も保存性が高いため、留守中にも食事を与えることができるといったメリットもあります。
ウェットフードのメリット
なお先述のとおり、ウェットフードは水分含有量が多いので、与えることで水分の摂取量を高める効果も期待できます。やわらかい触感のため、シニア猫でも食べやすいといった点も、メリットとして挙げられるでしょう。
獣医師に質問!ドライフードとウェットフードはどっちがいいの?
ドライフードとウェットフードどっちがおすすめ?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「猫それぞれに好みがあるので、飼い主さんの都合でどちらかに決めないほうがいいでしょう。
また、災害避難時や飲水量を増やしたいとき、なんらかの事情でフードを変更しなければいけないときなど、さまざまなことを考えると、どちらのフードも食べられる、あるいは、食べられるものが複数あると安心です」
どちらも食べられるようにするには?
獣医師:
「どちらのフードにもいえることですが、メーカーによって魚味やお肉味、形状や大きさが違うため、猫の好みを分析してあげることが大切です。
もし猫が与えたフードを食べてくれない場合、粒が小さいものを好む猫であれば、ドライフードを割ったり、ウエットフード(とくにチャンクタイプのフード)をつぶしたりすることで食べやすくなります。
また、猫はもともと体温程度の肉を食べていた生き物なので、少し温めてあげると食べやすくなるかもしれません」
フードが猫に合っているか見分ける方法は?
獣医師:
「与えたフードが猫に合っていない場合は、与えた直後から数日の間に嘔吐や下痢の症状がみられます。毛並みなどの変化は、月単位で確認するようにしましょう。また、どちらのフードも傷んだものはおなかを壊すので、気をつけて与えてあげてください。
ちなみに、いつも食べているフードを食べなくなった場合は、病気の可能性がありますので、必ず動物病院を受診しましょう」
――ありがとうございました。
愛猫に合ったフードを選ぶことが大切!
参考/「ねこのきもち」2016年12月号『メーカーの“中の人”に聞きました フードのギモン、すっきり解決』
取材・文/hare
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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