猫と暮らす
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愛猫の健康状態を知ろう!「健康なおしっこ」「病気が疑われるおしっこ」
健康状態のいいオシッコ
色
タイミングによって濃さの違いはありますが、一般的にはジャスミンティーのようなすんだ黄色。
量・回数
1日の目安は、体重1kgあたり22~33mlとされており、体重が4kgの場合は約100ml。ただし、日によって多少の増減があります。
ニオイ
猫のオシッコは濃縮されているため、人の尿と比べるとニオイが強く感じるものです。いつものニオイと違いがないかチェックしましょう。
様子
落ち着いた状態で、座って数秒で一気に排尿していれば大丈夫です。ソワソワしたり、ウロウロしたりする様子がないか確認しましょう。
病気が疑われるオシッコ
色
・キラキラした黄色
尿石症の可能性があります。キラキラと光っていたり、濁っていたりするのは、オシッコに結石が混じっているのかもしれません。
・オレンジ色
かぼちゃの煮汁のようなオレンジ色は、ビリルビンという成分が尿中に出ている可能性があります。肝臓機能が低下しているのかもしれません。
・赤色
オシッコが赤やピンク色なのは、血液の色です。膀胱炎や尿石症が原因となり、膀胱や尿道から出血している可能性が大きいです。すぐに動物病院を受診しましょう。
・透明に近い色
色もニオイもほとんどない水のようなオシッコは、多飲多尿になる慢性腎臓病や糖尿病かもしれません。
ニオイ
ニオイがいつもと違う場合は、細菌性の膀胱炎の可能性があり、あまりニオイがしない場合は、慢性腎臓病や糖尿病の可能性があります。いつもと違うと感じたら注意しましょう。
様子
トイレの中でうずくまったり、トイレに何度も出入りしたりする場合は、痛みや残尿感、違和感などがあるのかもしれません。膀胱炎や尿石症による尿道炎の可能性があるため、動物病院を受診しましょう。
量・回数
量が少なく回数が多い場合や、量が多い場合、どちらも早めの受診をおすすめします。量が少なく回数が多いのは膀胱炎や尿石症、量が多いのは慢性腎臓病や糖尿病の可能性があります。
いいオシッコをしてもらうためのお世話のポイント
1.つねに新鮮なお水を用意しよう
2.快適なトイレ環境を整える
3.ストレスのない生活を送ろう
4.日頃の観察、定期的な尿検査をしよう
文/hare
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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