愛猫の体のお手入れは日々の日課になっている方も多いと思いますが、心の“お手入れ”もとっても大切。今回は、モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生に大好きな愛猫にしてあげたい4つのケアを教えていただきました。
愛猫と心地よい距離感を築いて、今よりもっと仲良しな毎日を送りましょう。
愛猫が好きなスキンシップを見つける
どこを触られると嬉しいかは、愛猫によってそれぞれ好みが違います。スキンシップをすること自体が苦手でないようであれば、いろいろなパーツを撫でて愛猫が気持ちいい表情をする瞬間を探してみましょう。そのときに、触り方を少しずつ変えてあげるとベストな撫で方を見つけることができます。
また、1日1回はスキンシップの時間をとって愛情をたっぷり伝えてあげることが大切です。スキンシップが大好きな愛猫なら、触れ合いの時間が大きな喜びに。触ることで、体に異変がないかチェックすることもできますよ。
ひとりで過ごす時間も大切に
スキンシップをしっかりとってあげることも大切ですが、反対にひとりで過ごす時間を作ってあげることも大切です。猫はもともと単独行動をする生き物のため、構われすぎるとストレスになってしまうことが。愛猫がゆったりとくつろいでいるときや、ゴハンやトイレなど、何かに集中しているときにはそっとしておいてあげましょう。
優しい声かけで、安心感アップ
スキンシップが大好きなコはもちろん、苦手なコでも優しい声かけはとっても大事。低い声や大きな声は、威嚇などを連想させてしまうため、明るく優しい声で話しかけてあげましょう。声をかけてあげるだけで愛情はしっかり伝わるので、心のケアにも繋がりますね。
来客時は隠れられる場所を
警戒心の強い猫にとって、自分の居場所である家に見知らぬ人が入ってくることは恐怖に感じることがあります。そんなときは、来客から見えないところに隠れられる場所を用意してあげると安心。押し入れを開けるなど、スペースを確保してあげましょう。いつもと変わったことが起こる場面では、より一層愛猫の気持ちを考えてあげたいですね。
気持ちを伝えてあげることが心のケアに
スキンシップを取ったり、声かけをしたりと、飼い主さんから愛情をたっぷり伝えてあげることが心のケアに繋がります。また、安心できる場所やひとりの時間をつくってあげると、心地よい距離感でいられますね。心の“お手入れ”で、今よりさらに仲良しになりましょう!
参考/「ねこのきもち」2017年6月号『一緒に暮らすことがもっと楽しくなる ねこと私のHAPPY100』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/いちのへ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。