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猫と一緒に寝るときに注意が必要なことって?3つのポイントを解説

寒くなってくると、飼い主さんの布団に愛猫が入り込んでくることも多いでしょう。飼い主さんにとっては嬉しいことですが、猫と一緒に寝るときは注意するべき点も。
今回は相模原プリモ動物医療センター院長 加藤憲一先生にとくに気をつけたい3つのポイントについて教えていただきました。

ノミ・ダニや病気に注意

ニットのチェック柄の下に横たわるタビー猫
iagodina/gettyimages
猫にノミやダニが寄生していると、布団などに住みついて、ほかの猫や人に寄生してしまうことが。それにより感染症やアレルギーを引き起こすおそれもあります。
外飼いの猫はもちろん、室内飼いの猫でも、定期的なノミ・ダニ予防は欠かさないようにしましょう。
また、飼い主さんが寝返りをうった拍子などに、猫が反射的に飼い主さんを引っかいてしまうケースも。軽い擦り傷程度ですむ場合もありますが、その傷から病気に感染してしまうこともあるので、普段から爪切りを徹底しておきましょう。

感染症にも注意を

布団についた猫の体液などを飼い主さんが吸い込んでしまったり、飼い主さんが寝ている間に猫が口や鼻を舐めたりすることで、「人獣共通感染症(ズーノーシス)」に感染するおそれもあります。とくに幼児やお年寄りなど、体力がない人の場合重症化してしまうこともあるので、注意が必要です。

オシッコに注意

キャットタワーの上の猫
kaorinne/gettyimages
猫と一緒に寝ていて、布団にオシッコをされてしまうというケースも。猫が布団にオシッコをしてしまうのは、いくつか理由が考えられます。

まず、トイレの場所や砂などに不満がある場合です。トイレ環境の見直しや、トイレの居心地を改善することが重要。
また、トイレ以外の場所が気に入ってしまったという可能性も考えられます。もし布団を排泄する場所として気に入っているようなら、寝室など布団のある場所を立ち入り禁止にしましょう。それが難しいようなら、新しい布団やシーツに変えてみるのもおすすめです。

膀胱炎などの病気やケガの場合も

排泄する際に足が痛そうだったり、トイレが使いにくそうなしぐさが見られたりしたら、ケガや関節炎などが原因でトイレが上手に使えないのかもしれません。
また頻繁にオシッコをする、尿の色がいつもと違うなどの症状が見られたら、膀胱炎などの病気が理由で、トイレに間に合わないことも。
ほかには、ストレスを抱えている、去勢手術を行っていないオスの場合スプレー行為なども原因として考えられます。

猫を圧迫しないよう注意

白い猫
Baeg Myeong Jun/gettyimages
子猫や体の小さい猫と一緒に眠るときに忘れてはいけないことが、猫が圧死してしまうおそれもあるということです。
どんなに気をつけているつもりでも、人が熟睡しているときに体の動きを制御するのは困難。飼い主さんが寝返りを打ったときに、猫が体の下敷きになってしまうこともあるでしょう。健康な普通の猫であれば圧死は考えにくいですが、子猫や体の小さな猫の場合は注意が必要です。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫が布団に入ってくる理由と飼い主さんが気をつけること』(監修:獣医師 相模原プリモ動物医療センター院長 加藤憲一先生)
文/kagio
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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