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実は魅力たっぷり♡「7~11才」くらいの猫ならではの特徴

人でいう40代から60代半ばの、いわゆる「中年」にあたる7才から11才くらいの中年猫たち。すっかり成長しきっていても、猫の魅力は尽きることなく、むしろ増していくばかりですよね。

今回は、そんな中年猫の魅力的なポイントを哺乳動物学者・今泉忠明先生に解説してもらいました。

「阿吽の呼吸」でより良好な関係に

キジトラ猫のとらみちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
人と長く暮らす「中年猫」は、日課の中で飼い主さんの動きや行動の仕方、クセなどを覚えていきます。人を怒らせない術や、願いをかなえる方法を覚えて、関係はより良好に。
たとえば、抱っこをされるのが好きだけどなでられるのは苦手という猫が、飼い主さんの片手がふさがっている歯磨き中を狙って抱っこをせがむ、なんてこともあるようです。
また、お互いがいて当たり前の存在となり、阿吽の呼吸で反応し合えるでしょう。

あざとい甘え方が得意になる

仲よしなモカちゃんとラテくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い猫は学習体験から、人に甘えることが増えていきます。その行為に慣れると、途中の手順を省略してストレートになる傾向に。つまり「中年猫」は甘え方がどんどんあざとくなります。
おやつがほしいときに、ちょっと小首をかしげて静かに待ってみたり、同居猫が飼い主さんに甘えているのを見かけるとすねてみせたりなど、ダイレクトな感情表現も多くなるよう。
それも飼い主さんと意思の疎通ができているからこそ、許されることですね。

子猫時代のかわいい仕草が残る猫も

アメリカンショートヘアのまるくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
やわらかい布やクッションなどを、猫が両手でこねるように押す、いわゆる「フミフミ」。これは子猫が母猫のお乳を吸うときの行動ですが、中年になってもやる猫は多いようです。
遠い過去を思い起こして楽しんでいるのだと考えられますが、本当のところは猫に聞いてみないとわかりません。もしかしたら飼い主さんが喜ぶとわかってやっているのかもしれませんね。
また、いくつになってもおもちゃで夢中になって遊ぶなど、やんちゃな子どものような姿を見せる猫も。
もし愛猫が人だったら……と考えると、くすりと笑ってしまうような一面も、中年猫の魅力のひとつ。飼い主さんとの生活にすっかり慣れ親しんだからこそ出てくる、中年猫たちの魅力的な愛らしさだと思うと、愛情もひとしおですよね。
参考/「ねこのきもち」2021年5月号『人年齢でたとえたら…クスッ! うちの「中年猫」、めちゃめちゃ可愛いんです。』(監修:哺乳動物学者 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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