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冬はとくに注意!猫の問題行動「ウールサッキング」について解説

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「ウールサッキング」という猫の行動をご存じですか?この行動をしてしまう猫は少なくないそうです。
今回は、獣医師の菊池亜都子先生に「ウールサッキング」について教えていただきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウールサッキングとは?

MIXキジトラのりくくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

ウールサッキングとは「毛織物吸い行動」とも呼ばれ、布類などを吸ったり、噛んだり、摂食したりする行動のことです。これは同じ行動を繰り返す「常同(じょうどう)障害」のひとつで、たとえば毛布を食べるといった行動を頻繁に繰り返します。猫が毛布などを少々吸うだけなら危険はありませんが、噛みちぎって飲み込むと消化できずに腸にたまります。手術で異物を摘出しなければならないケースもあり、そうなる前に受診が必要です。

ウールサッキングをする原因

ラグドールのリアンくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

詳細な原因は解明されていませんが、乳飲み猫のうちに母猫から引き離される「早期離乳」が要因のひとつと考えられています。また、ストレスや欲求不満が生じるような環境下に置かれている猫や、トラウマを生じるようなできごとに遭遇した経験のある猫も、ウールサッキングの行動を起こしやすいようです。

誤食とは違うの?

アメリカンショートヘアのりりちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

誤食は、食べ物だと思い込んで誤って食べてしまうことです。ウールサッキングは食べ物に関係なく、自ら対象物を探し出して口にしているという点が、誤食と違います。

動物病院で治療はできる?

スコティッシュフォールド・ロングヘアの絆くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

胃腸障害などの病気が原因で異物を食べたがる猫もいるため、まずは身体的な病気が隠れていないか検査が必要です。そのうえで心の問題が原因となれば、不安を和らげる薬が処方されることがあります。なお、薬物投与だけではなく、適切な環境づくりや食生活の対策も必要です。

飼い主さんが対策できること

MIX黒×白の茉莉花ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

最後に、ウールサッキングをやめさせる&予防するための、適切な環境づくりや食生活の対策をご紹介します。

  1. 引き出しにストッパーを取り付けるなどして「口にしそうなものに近付けないようにする」
  2. カーテンをブラインドに替えるなど「対象物の代わりになるものを使う」
  3. 空腹を感じさせないよう、1日の適正給与量を守ったうえで「食事の内容を見直す」
  4. 外を眺めやすくする、遊びやスキンシップをするなど「退屈させない環境をつくる」

今回は、「ウールサッキング」についてご紹介しました。「ウールサッキング」について知らなかった方にとっても、少しでも参考になれば幸いです。一緒に暮らしている猫がこの行動をしないように、適切な環境づくりや食生活の対策をおこなっていきたいですね。

参考/「ねこのきもち」2021年2月号『冬はとくに注意!どの猫にも起こり得る問題行動「ウールサッキング」を知っていますか?』
文/カガ美五葉
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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