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ヌォーン!猫が低い声で鳴いてるときの本当のキモチ

猫は人との暮らしの中で、鳴き方を覚えるようになったといわれています。
私たちは、「鳴き声の高さ」「鳴いたときの時間や場所」「前後の行動」で、猫の気持ちを読み取ることが可能です。

この記事では、「ふだんよりも低めの声で鳴く猫の本音」について迫っていきます!

低い声から、どのような気持ちがわかるのでしょうか?

ふだんよりも低めなら、「強い主張」や「威嚇の気持ち」

猫の低い鳴き声は、強い感情を表現する方法のひとつ。
顔つきや動作だけでなく、何かしてほしいことや、逆にやめてほしいことなどを強い感情で伝えようとしているのです。

それでは実際に、シチュエーションごとに猫がどんな気持ちで鳴いているのか見ていきましょう。

①同居猫をなでていると、「ウニャー」と猫を睨みながら鳴く

猫が相手を睨むのは、敵意や抗議の表現方法。

しかし、このケースではさらに低い声を出していることから、「同居猫にどいてほしい」という気持ちが強かったのでしょう。

こういう場合は、順番に猫をなでるなど平等に接してあげて◎

②ほかの猫がいないときに、「ニャガニャガ」と鳴く

このように鳴く場合は、「飼い主さんを独占したい」という強い要求があるのかも。
ふだん、甘えることがあまり得意ではないのでしょう。

たまたまこの鳴き方をしたときに1匹で甘えられることに気付き、タイミングを計って、「ニャガニャガ」鳴くようになったのかもしれません。

③あくびと一緒に「アーニャオ」と鳴く

あくびと一緒にということから、おそらく勢いで出たのでしょう。

ただし、人が現れたときに鳴いているのであれば、「いま起きたよ〜」とアピールしているのかも。

④ウンチをしたあと「ヌォーン」と大きな声で鳴く

トイレの前後に興奮状態になるのは、野性時代の名残から。
無防備になる排泄時に「敵に狙われていないか」と、不安な気持ちから鳴く猫がいます。

砂で隠してみたものの少し落ち着かないため、不安そうに鳴いているのだと思います。

鳴き声が強いときは、抗議をしているとき

低めで野太い声を出すときは、何かに不満があったり、不安を感じて訴えているとき。
愛猫が何かに対して抗議をしているのか、飼い主さんは見極めが大切です。
強いアピールのときに出ることが多い、猫の低い鳴き声。
そのとき、愛猫が何を訴えようとしているのか、ちょっと考えてあげてくださいね。

トイレ環境や同居猫との関係性など、日頃の生活を観察し、不安要素を解消してあげましょう!


出典/「ねこのきもち」2016年10月号『鳴き声の「高さ」で気持ちがわかる! サウンド オブ MEOWジック』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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