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水の飲み方でわかる愛猫の異変 2つの項目に当てはまれば受診を!

まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
愛猫の日頃の行動をよく見てみると、異変に気づくことができます。たとえば、「水の飲み方」を日々観察しておくと、病気のサインにいち早く気づけることも!

この記事では、愛猫の水の飲み方で気になる「2つの異変」と、「とくに高齢猫で注意したいこと」について解説します。

まずは、注意すべき2つの異変について。当てはまるものがあれば、早めの受診が望ましいです。

①飲水量が減ってきた→できれば当日中に受診を!

「いつもよりも飲水量が減った」というのは、年をとるにつれて活動量が減ったり、動くのが面倒なために必要な水分を摂取できていない可能性があります。

十分に水分を摂取できるよう、水入れや置き場所を工夫しましょう。

水入れや置き場の工夫について

猫によって、水入れや置き場所の好みは異なります。なるべくたくさんの水を飲めるよう、つねに複数箇所に水入れを用意してあげましょう。

②飲水量が、急にふだんの1.5倍以上になった!

愛猫が頻繁に水を飲んでいたり、すぐに水入れが空になるなど、急に飲水量がふだんの1.5倍以上に増えた場合は、病気のサインかも。

考えられる病気としては……

・糖尿病
・慢性腎不全
・子宮蓄膿症


などの可能性があります。
まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
以上の2つで、当てはまるものはあったでしょうか?

次に、「高齢猫の飲水量が減ること・増えることの危険性と対策」について解説します!

高齢の猫は飲水量が少なくなりがちに……量って確かめよう!

まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
猫は砂漠地帯出身のため、水を少ししか飲まなくても生きていけるといわれています。
しかし、飲水量が極端に少ないとオシッコの濃縮率が高くなり、腎臓に負担がかかって「慢性腎不全」などの病気にかかりやすくなってしまうのです。

とくに活動量が減る高齢の猫は、飲水量が少なくなりがち。
週に一度を目安に愛猫の飲水量を量り、減っていないかチェックをしてください。

もし減っている場合は、増やす工夫をしてみましょう。
また、いきなり飲水量が極端に増えた場合は、病気の初期症状の可能性があります。すぐに受診してくださいね!
出典/「ねこのきもち」2016年5月号『新 愛猫の家庭の医学事典』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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