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動物医学は進化している! 慢性腎臓病最新トピックス4

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動物医学は進化している! 慢性腎臓病最新トピックス4

体内の老廃物を排出できなくなる「慢性腎臓病」は、シニア猫がもっともかかりやすい病気と言われています。

“不治の病”のイメージが強い病気ですが、近年、新しい治療法も登場し、変わりつつあるそう。

東京都北区にある王子ペットクリニック院長、重本 仁先生に最新情報を教えてもらいました。

今年の春から猫の腎臓に 直接作用する治療薬が発売!

動物用医薬品として初めて、「腎機能低下の抑制」の効果・効能で認められた治療薬「ラプロス®」(共立製薬)が今年の春、販売されました。
これまでになかった腎臓に直接作用する薬で、慢性腎臓病の進行を遅らせる効果が望めます。臨床試験では食欲不振や体重減少などの改善が認められました。

人では一般的な透析治療を 猫もできる時代に!

人の腎臓病の治療に血液透析があります。
これは本来の腎臓の代わりに、機械を使って人工的に血液を浄化し、老廃物を除去します。

近年は、動物用血液透析装置を導入する動物病院も。猫も血液透析ができ、末期の腎臓病でも救える命が増えることが期待できます。

王子ペットクリニックに設置されている動物用血液透析装置

腎臓病の療法食の種類が増え、 選択肢が広がる!

食事療法は、慢性腎臓病の進行を遅らせる、大切な治療のひとつです。
ここ数年で腎臓病の療法食の種類が増え、食欲が低下しやすい猫のために嗜好性の高いフードも登場。
また、ドライフードやウエットフードに、リキッドフードも加わり、療法食の選択肢が広がっています。

待望の“予防薬”が 数年後に製品化!?

東京大学の疾患生命工学を研究するチームが血液中にある「AIM」というタンパク質を使い、猫の腎臓病を予防する薬の開発を始めていると発表。3年後を目途に製品化を計画しているそう。この予防薬が実用化されれば、さらに猫の寿命は延びるかもしれません。

最新情報はいかがでしたか? 動物医学は日々進化しているのです!

出典:「ねこのきもち」2017年11月号『飼い主さんに「できること」が増えている! 慢性腎臓病最前線』

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