猫と暮らす
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プロが解説!『痛みを隠す動物』といわれる猫 つらいのを我慢する理由や気づくためのポイント
今回はその真相について、ねこのきもち獣医師相談室の濵口美香先生がくわしく解説します!
猫は痛みを隠しがち?
猫が痛みを隠すのは「習性」が理由
人間と一緒に家族として暮らすようになった室内飼いの猫でも、この習性は持ち続けています。
猫が痛みを隠しているときのしぐさ・行動
①怪我をしているときに痛みを隠す場合
- 動きが不自然
- 触ると嫌がって唸ったり、鳴いたりする
- 体の同じ部分をよく舐める
などといったしぐさがよく見られます。
また、つらくなってくると、部屋の隅や暗い場所でじっとしていることが多くなってきます。
②トイレ関連で痛みを隠す場合
- トイレに何度も行く
- トイレでつらそうに鳴く
ことも。この場合も、舐めるといったしぐさが見られます。
③口の中の痛みを隠す場合
- ごはんを食べるときに変な音を出す
- ごはんを食べにくそうにしている
- 痛みのあまり声をあげる
などといったこともあります。
・キャットステップや階段を利用しているか
・よくいる場所が変わっていないか
・お気に入りの場所まで行くルートが変更していないか
などの変化にも気づいてあげられるとよいでしょう。
猫が痛みを隠しているのに気づくためのポイント
愛猫を毎日観察しよう!
いつも猫とスキンシップやコミュニケーションをはかり、ちょっとした違いにもすぐに気づいてあげられるようにしましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・濵口美香先生)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
編集/ねこのきもちWeb編集室
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