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仲よしとは限らない!? きょうだい猫の「血縁関係にまつわるトリビア」4つ
今回は、きょうだい猫の「血縁関係にまつわるトリビア」4つについて、猫写真家で愛玩動物飼養管理士1級の石原さくらさんに教えていただきました。
【トリビア1】猫のきょうだいは最大で60匹になる⁉
とはいえ、むやみに子猫を増やすことを防ぐためにも、飼い猫には不妊手術が推奨されています。
【トリビア2】猫は一度離れてしまうと、きょうだいを忘れる⁉
一度離れて再会したとき、きょうだいとして認識できるのは約3カ月間までだといわれています。それ以上期間が開いてしまうと、きょうだいと気付くことは難しいと考えられています。
【トリビア3】猫はきょうだいであっても、必ずしも仲よしとは限らない⁉
たとえば、メスの場合はマイペースな性格になる傾向があるうえに、近親交配を本能的に避けるため、成長するにつれてとくにオスのきょうだいを毛嫌いするようになることがあります。
しかし、不妊手術をした猫は穏やかな性格になる傾向があり、発情期に惑わされにくくなるため、性別を問わずに仲がいい状態が続くケースも。
ちなみに、オス同士のきょうだいは、新しい猫を迎えるなどして猫同士での力関係に変化がない限り、成長しても仲がいい傾向にあります。
【トリビア4】猫のきょうだいは、見た目や性格が似がち⁉
しかし、なかには上記のように成長につれて性格が変化したり、飼い主さんのお世話が影響したりと、きょうだいでも性格が似ない場合もあります。
一方で、血縁関係はないけれど、一緒に暮らしていて“きょうだいレベル”で仲よしな場合もあるのだそう。フシギですね!
参考/「ねこのきもち」2022年4月号『血縁はもちろん、同居猫も ! 似る?似ない?きょうだい猫のフシギ』
※写真は「ねこのきもち投稿写真ギャラリー」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/紺野ユウキ
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