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猫が「コーヒー」を誤飲すると危険! 実際に見られる症状は|獣医師解説

飼い主さんが自宅でコーヒーを飲んでいるときに、猫が誤って口にしてしまうことがあるようです。

猫がコーヒーを誤飲するとどのような症状が見られるのか、ねこのきもち獣医師相談室の斉藤由実先生が解説します。

猫がコーヒーを口にしたときに見られる症状は?

口をなめる猫
getty
——猫がコーヒーを誤って飲んでしまったとき、どのような症状が見られますか?
斉藤先生:
「コーヒーにはカフェインが含まれるため、猫が飲んでしまうと中毒症状を起こす危険性があります。症状としては…

  • 興奮状態になったり呼吸が荒くなる
  • 落ち着きがなくなる
  • 下痢や嘔吐などの消化器症状
  • 興奮、けいれん、ふらつきなどの神経症状
などが見られます。コーヒーのほかにも、紅茶や緑茶などのカフェインが含まれた飲み物を猫が口にすると、中毒症状を引き起こす恐れがあります。誤飲には十分に注意が必要です」

猫がコーヒーを口にしたときの飼い主さんの対応は?

くつろぐ猫
getty
——猫がコーヒーを飲んでしまったとき、飼い主さんはどのような対応をするとよいでしょうか?
斉藤先生:
「まずは動物病院に連絡して状況を伝え、獣医師にその後の指示を仰ぎましょう。その際、いつ、どの程度コーヒーを飲んでしまったのか、誤飲してからどのくらいの時間が経過したのか、愛猫の様子はどうかなどをメモしておくと状況が伝わりやすいです」
見つめる猫
getty
猫はコーヒーを飲まないだろうと思っても、興味を示して口にしてしまうことも考えられます。

愛猫がコーヒーを誤飲しないよう、飼い主さんはコーヒーを飲んでいて席を離れる際はカップに蓋をしたり、届かない場所に置いておくなど、配慮するようにしましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・斉藤由実先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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