猫と暮らす
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猫は思い出がある?食べ物に砂かけるようなしぐさの理由は?猫にまつわる素朴な疑問
猫は1日どのくらい寝ているの?
家猫の場合は、残りの10時間程度も遊びやゴハン、毛づくろいなどをして自由に過ごします。
暑い場所で日なたぼっこをするのは大丈夫なの?
冬でも長時間日光浴をすると、体調を崩してしまうおそれがあるので、注意してあげましょう。皮膚が弱い猫や、紫外線から皮膚を守るためのメラニン色素が少ない白猫などは、紫外線を浴びすぎると炎症を起こしてしまうこともあります。
ゴハンの横で砂をかけるしぐさをするのは気に入らないから?
しかしこれは、むしろ喜びから来ているしぐさ。
外で暮らす猫は、日々生き残りをかけて暮らしています。そのため、食べきれない食べ物は隠して保存しておき、なくなるまで連日隠した場所に食べに行くのです。
毎日ゴハンにありつける家猫がこのしぐさをする場合は、よほどゴハンを気に入っていると考えられます。
うれしいこと、嫌なことはどのくらい覚えているの?
というのも、外で暮らす猫にとって、「一発で獲物をしとめられた!」「この場所で命を狙われそうになった……」など、そのときの獲物や場所のニオイと風景の記憶は、生きていくうえで重要な情報。そのため家猫も、ニオイを嗅げば一生、いつでも記憶を取り戻すことが可能です。
参考/「ねこのきもち」2019年2月号『知れば知るほどもっと知りたくなる 動物学者・今泉先生に聞いた 愛しき猫のふしぎ』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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