猫と暮らす
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コレって猫にあげていい?野菜・魚・果物の「あげていい量」
人間の食べ物は絶対に与えてはいけない?
では、人間の食べ物は絶対に与えてはいけないのかといえば、そうでもありません。苦手な訓練のご褒美などで与えると、良い効果が得られることがあります。「なるべく与えない方が良い」というのは大前提ですが、その中でも「これ」なら「このくらい」食べさせても大丈夫、という目安をご紹介します。
※当記事でご紹介する許容量は、体重4kg前後の普通体型の成猫を想定しています。
野菜は水分補給のアシストに
生のままだと消化に悪いので、与える場合はくたくたになるまで茹でて、さらに細かく刻んでください。水分が多く含まれているので、水分補給になります。
量の目安:小さじ1
■ゴボウ
ゴボウは8割が水分で、なおかつ食物繊維が豊富なため、整腸効果が期待できます。ただし、ミネラルも豊富なので、泌尿器系の持病がある猫には与えないようにしてください。生だと硬いので、キャベツと同様にしっかり茹でて刻んでから与えましょう。
量の目安:ひとつまみ
■レタス
レタスはほとんどが水分なので、あまり水を飲まない子に与えると効果的。生でも食べることができますが、できれば食べやすいように小さくちぎってからあげてください。
量の目安:4分の1枚
果物は食物繊維豊富!
イチゴは食物繊維が豊富なので、腸内環境を整える効果が期待できる果物です。しかし、与えすぎるとお腹を壊すおそれがあるので、少量にとどめておきましょう。
量の目安:2分の1粒
■メロン
メロンはほとんどが水分なので、そのまま与えても問題ありません。さらに細かく刻んであげると猫も食べやすいでしょう。レタスと同じく、水分を上手く摂れない子にあげると良いかもしれませんね。ただし、カリウムを多く含むため、心臓や腎臓に疾患がある子には厳禁です。
量の目安:大さじ1
■さくらんぼ
さくらんぼは、イチゴと同じく食物繊維が豊富なフルーツ。あげすぎには注意してください。喉に詰まらないように、タネや茎は必ず取り除いてから与えましょう。
量の目安:2分の1粒
魚
鮭は猫の体に良いタンパク質を多く含んでいる魚です。塩焼きは塩分が強く腎臓に負担をかけてしまうため、与える際は新鮮な刺身用のサーモンを選びましょう。
量の目安:2分の1切れ
■カツオ
鮭と同じく良質なタンパク質が豊富です。ただし、鮮度が落ちていると、皮膚炎やショック症状を起こす原因になるので、与える際は必ず新鮮な物を選びましょう。
量の目安:2分の1切れ
■鯛
鯛は脂肪分が少なくヘルシーな魚です。傷みやすいので、生で与える際は鮮度に気を付けましょう。また、小骨は飲み込んでしまうと消化器官を傷つけるので、必ず取り除いてくださいね。
量の目安:2分の1切れ
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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