猫と暮らす
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歯磨きしてる!?口腔内の病気「歯肉口内炎」「化膿性肉芽腫」って?
愛猫の健康のために、歯磨きは必須! 「嫌がるから」「難しそうだから」と、愛猫に歯磨きをしていない飼い主さんも多いでしょう。
しかし、歯周病など口腔内細菌が原因の病気にかかりやすく、フードが食べられなくなったり、細菌が体内に運ばれて健康状態が悪化する恐れも……。
この記事では、歯のスペシャリストとして名高いフジタ動物病院院長の藤田桂一先生からうかがった、口内の健康に関する最新の情報を紹介! 気になる病気も増えてきているそうです。
①シャム、ペルシャ、アメリカンショートヘアーなどの純血種は「歯肉口内炎」になりやすい
口内が炎症を起こす「歯肉口内炎(尾側口内炎)」が、純血種に好発するという報告が多くあるそう。報告例は多数あり、シャムが最も多く発症するという報告もあります。
②「化膿性肉芽腫」という病気が増えてきた
歯肉、頬粘膜、舌などに炎症を起こしたしこりができる「化膿性肉芽腫」が、藤田先生の病院では増えてきているのだそう。
これは歯の噛み合わせの問題や、歯に負担のかかるおもちゃや食事による影響ではないかと、藤田先生は考えているそうです。
愛猫の命を守るために、歯磨きは大切です。2〜3日に1回以上は歯磨きをするようにしてください。もし歯ブラシが難しいなら、まずは「歯磨きシート」で慣らすのがオススメです♪
ぜひ、試してみてくださいね!
出典/「ねこのきもち」2017年1月号『今年こそ、愛猫に歯磨きしたい! 読者の克服ワザも』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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