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長寿猫になる為の必須栄養素って?間食は与え方と量に要注意!

食の好みの偏りは危険!離乳期に決まる?

猫を育てる上で最も大切な時期が、子猫の時期です。離乳期に口にしていた食べ物の経験が食の好みに影響をもたらすため、偏りのない食体験をさせてあげることが必要です。

また、ライフステージごとにさまざまなフードに切り替えてあげるなどして、好き嫌いないように育ててあげてください。産まれて間もない時期から気をつけてあげることで、成猫になってからの健康維持や肥満予防に大きく繋がります。

猫が摂るべきタンパク質とその重要性は?

動物の種類によって、必要な栄養素は異なります。また、三大栄養素のタンパク質、脂肪、炭水化物に関しては、猫と人間でも大きく異なります。たとえば、猫にとって最も必要な栄養素はタンパク質と言われており、その割合は38%に当たります。

猫の健康維持に欠かせないタンパク質は、体内活動に必要なアミノ酸を生成しています。しかし、11種類あると言われている必須アミノ酸(アルギニン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、タウリン)は、体内で生成されることはありませんので、食物から直接摂取しなければなりません。

この必須アミノ酸が欠乏してしまうと、心臓や網膜部分に異常をきたしてしまいます。ですので、一日の食事量の25%~30%は、必須アミノ酸がバランス良く含まれた、良質なタンパク質を摂取することが大切です。つまり、日頃から食事内容に気をつけてあげることが、健康で長生きできる秘訣の一つと言えます。

猫が摂っても良い間食とその内容はどのくらい?

愛猫ともっと身近でコミュニケーションをとりたい時に、間食として「おやつ」を与えることがあります。しかし、おやつ類は与え方次第では栄養バランスが崩れてしまい、健康維持に影響が出てしまいます。重要なことは、「与えすぎないこと」と「ご褒美としてあげる」こと。この二点を必ず守ってあげることで、猫へのリラックス効果も与えることができます。

なお、おやつは一日の総カロリーエネルギーの量の10%~20%程度を目安にすると良いでしょう。
今回は食生活にスポットを当てましたが、適度なリラックス効果でストレスのかからない生活も、健康維持には大切な要素の一つです。普段の生活環境をストレスフリーにしてあげたりと、少しでも長く愛猫と一緒にいれるように、正しい育て方を取り入れていきましょうね。
出典/ねこのきもち『愛猫の栄養学事典』
文/kuroko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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