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猫がはじめて使うときに躊躇しがちなグッズとは?受け入れてもらうための工夫
猫はもともと警戒心が強い性質なので、せっかく新しいグッズを買っても、なかなか使ってくれないことがあります。
そこで今回は、猫がはじめて使うときに躊躇するグッズランキングをご紹介。さらにトップ3のグッズについて、受け入れてもらうための方法を、ペットライフコンサルタントの薬師寺康子さんに聞きました。
そこで今回は、猫がはじめて使うときに躊躇するグッズランキングをご紹介。さらにトップ3のグッズについて、受け入れてもらうための方法を、ペットライフコンサルタントの薬師寺康子さんに聞きました。
猫がはじめて使うときに躊躇するグッズとは?
猫の飼い主さんにアンケートを行ったところ、「猫がはじめて使うときに躊躇するグッズ」ランキングは次のようになりました。
1位:おもちゃ
2位:猫ベッド
3位:爪とぎ器
4位:キャットフード
5位:猫トイレまわり(砂・容器)
6位:自動給水器
7位:ブラシ
※「ねこのきもち作り隊」の読者134人に「愛猫が初めて見る猫グッズに対する反応」をアンケート調査し、集計したものです(複数回答可)。
このうちトップ3のグッズについて、猫に受け入れてもらうための工夫をご紹介します!
1位:おもちゃ
2位:猫ベッド
3位:爪とぎ器
4位:キャットフード
5位:猫トイレまわり(砂・容器)
6位:自動給水器
7位:ブラシ
※「ねこのきもち作り隊」の読者134人に「愛猫が初めて見る猫グッズに対する反応」をアンケート調査し、集計したものです(複数回答可)。
このうちトップ3のグッズについて、猫に受け入れてもらうための工夫をご紹介します!
使うときに躊躇する猫グッズ1位:おもちゃ
特に警戒しやすい猫には、羽根タイプのおもちゃから選ぶのがおすすめ。鳥=獲物と本能的に認識しやすいので、猫が抵抗なく受け入れてくれる可能性が高いです。
まず飼い主さんがおもちゃを手にして猫に見せて、安全だという印象を与えましょう。それから近くに持っていきニオイを嗅がせて、猫がニオイに慣れたらおもちゃを揺らしてやさしく音を立てて、猫の聴覚を刺激します。まだ警戒するようであれば、少し距離をとって行ってみてください。
そして上下に動かしたり床を這わせたりなど、猫の様子を見て加減しながら、獲物のように動かして猫の狩猟本能を掻き立てます。ときどきキャッチさせて、満足感を与えましょう。
まず飼い主さんがおもちゃを手にして猫に見せて、安全だという印象を与えましょう。それから近くに持っていきニオイを嗅がせて、猫がニオイに慣れたらおもちゃを揺らしてやさしく音を立てて、猫の聴覚を刺激します。まだ警戒するようであれば、少し距離をとって行ってみてください。
そして上下に動かしたり床を這わせたりなど、猫の様子を見て加減しながら、獲物のように動かして猫の狩猟本能を掻き立てます。ときどきキャッチさせて、満足感を与えましょう。
使うときに躊躇する猫グッズ2位:猫ベッド
新しいベッドは猫が好きな素材で選び、たとえばはじめてドーム型のベッドを与える場合は、つぶして元のタイプに形を似せて導入してみるといいでしょう。
新品ならではのニオイを取るため、まずは天日干しや、可能であれば丸洗いをします。洗うときには、柔軟剤など余計なニオイを加えないように注意! そして、猫が日ごろ使っているタオルや、飼い主さんが使い古した服などをベッドの上にかけて、安心できるニオイをつけてあげます。
猫がベッドに近づけるようになったら、最初は日当たりのいい場所など、自然と休みたくなる場所に置きます。高すぎず低すぎない、腰高くらいの場所に置けると○です!
新品ならではのニオイを取るため、まずは天日干しや、可能であれば丸洗いをします。洗うときには、柔軟剤など余計なニオイを加えないように注意! そして、猫が日ごろ使っているタオルや、飼い主さんが使い古した服などをベッドの上にかけて、安心できるニオイをつけてあげます。
猫がベッドに近づけるようになったら、最初は日当たりのいい場所など、自然と休みたくなる場所に置きます。高すぎず低すぎない、腰高くらいの場所に置けると○です!
使うときに躊躇する猫グッズ3位:爪とぎ器
はじめての爪とぎ器は、猫本来の立木に前足をかけて爪をとぐ姿勢に近くなる、縦型がおすすめです。猫は寝起きや排泄のあとに爪をとぐことが多いので、爪とぎ器は猫ベッドやトイレの近くに置くと興味を示しやすくなります。
素材のニオイを嫌がり、猫の警戒が解けていないようであれば、リラックス効果のあるまたたびの粉を、興味をもちやすい位置にふりかけてみてもよいでしょう。
そして猫が爪とぎ器に近づいたときに、好きなじゃらしおもちゃを、とぐ面に沿って上下に動かしてみてください。おもちゃを捕まえようとして爪が引っかかった感触で「これは爪をとぐもの」と認識しやすくなります。
素材のニオイを嫌がり、猫の警戒が解けていないようであれば、リラックス効果のあるまたたびの粉を、興味をもちやすい位置にふりかけてみてもよいでしょう。
そして猫が爪とぎ器に近づいたときに、好きなじゃらしおもちゃを、とぐ面に沿って上下に動かしてみてください。おもちゃを捕まえようとして爪が引っかかった感触で「これは爪をとぐもの」と認識しやすくなります。
愛猫が新しいグッズに近づいてくれない場合は、ぜひ試してみてください!
お話を伺った先生/薬師寺康子さん(ペットライフコンサルタント 「ねこままホテル」オーナー)
参考/「ねこのきもち」2024年11月号『抵抗感を減らすがカギ! 猫グッズ「はじめて」の始め方 怖がりがちな人用アイテムの対策も』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
参考/「ねこのきもち」2024年11月号『抵抗感を減らすがカギ! 猫グッズ「はじめて」の始め方 怖がりがちな人用アイテムの対策も』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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