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夏は猫もベタつきが気になる! 猫の顔周りの汚れているところは

汚れやすい猫の顔には「濡れコットン」を使用して、こまめにお手入れをしてあげるのがおすすめです。お手入れ方法について、獣医師の田草川佳実先生に教えていただきました。顔の汚れを放置してしまうと、病気につながることもあるので、濡れコットンで清潔を保ちましょう。

夏はここが汚れやすい!お手入れ方法は?

濡れコットン
参考・写真/「ねこのきもち」2021年8月号『ベタつきが気になる季節に ひんやり&さっぱりおうちで夏サロンオープン♪』
夏はとくに、目もとやあごの下、耳の内側の汚れが気になりがち。これらの汚れを放置してしまうと、病気につながることもあるので、濡らしたコットンで拭いて清潔にしてあげましょう。
肌触りのいいコットンを水かぬるま湯に浸し、水が滴らない程度に絞ったものを使用します。いきなり拭くのではなく、さりげなく顔に触れることからはじめるのがおすすめです。

目もとのお手入れ方法

目もとのお手入れをする猫
参考・写真/「ねこのきもち」2021年8月号『ベタつきが気になる季節に ひんやり&さっぱりおうちで夏サロンオープン♪』
健康な猫でも、少量の目やには出ます。また、ペルシャなど鼻がペチャッとしている猫種は涙やけができやすいので、よりよく見てあげましょう。毎日チェックをし、汚れていたらコットンで拭き取ります。
まずは指で猫の鼻筋を下から上になでて、リラックスさせてから行うといいでしょう。その後、コットンで目頭を押さえ、頬の方向へ拭きます。拭く際は、目に入らないように気をつけてくださいね。

あご下のお手入れ方法

あご下をお手入れされる猫
参考・写真/「ねこのきもち」2021年8月号『ベタつきが気になる季節に ひんやり&さっぱりおうちで夏サロンオープン♪』
あごには皮脂腺があるため、分泌物でベタつきがちです。また、フードの食べかすが付着してしまうことも。毛づくろいがしにくい場所なので、こちらも毎日チェックをして、汚れていたら拭いてあげましょう。
あごの下をこちょこちょしてから、あごの下に向けて拭いてあげましょう。

耳の内側のお手入れ方法

耳の内側をお手入れされる猫
参考・写真/「ねこのきもち」2021年8月号『ベタつきが気になる季節に ひんやり&さっぱりおうちで夏サロンオープン♪』
耳アカの出やすさには個体差がありますが、週に1回程度耳の中をチェックし、耳アカが溜まっているときのみコットンで拭いてあげましょう。
やりすぎると耳道を痛めてしまうので、拭くのは耳アカが見える範囲だけにしてください。
耳をめくって穴の中を確認してから、指で汚れを外側になぞるようにして拭いてあげましょう。
愛猫が夏を快適に過ごせるように、定期的にお手入れをしてあげるようにしましょう。
お話を伺った先生/田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考・写真/「ねこのきもち」2021年8月号『ベタつきが気になる季節に ひんやり&さっぱりおうちで夏サロンオープン♪』
文/山村晴美
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