猫と暮らす
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むやみに叱らないで!猫の問題行動にはちゃんと理由があるんです
愛猫が急に攻撃的に!
・飼い主さんに子どもが産まれたら、性格が攻撃的になった。
・お気に入りのクッションを同居猫が使用しているとき、なぜか飼い主さんに噛みついてくる。
・外から聞こえるノラ猫の声に興奮して、同居猫にケンカをふっかける。
ごく一例ですが、これらの行動は、猫の心の葛藤が引き起こしており、「転嫁行動」と言います。簡単に言うと八つ当たりのことで、やり場のない怒りやストレスを、飼い主さんや同居猫などの関係ない部分で発散しているのです。猫が人を噛んだり引っ掻いたりする理由の約5割は、この「転嫁行動」によるものと言われています。
転嫁行動は放っておいていいの?
・強い相手にケンカで負けたから、腹いせに自分より弱い相手をいじめる。
・テストで悪い点を取ってしまったから、ムカついて弟にいばり散らす。
・子育てにイライラしすぎて、夫に当たる。
つまり、自らのどうしようもない葛藤を、他のことで憂さ晴らしをしているのです。八つ当たりと言えば、なにやら可愛らしいですが、放っておくのはかなりの問題。ケンカによって同居猫との関係が悪化したり、他の問題行動の引き金になったりする場合もあります。それに、何度も噛まれたり引っかかれたりするのは、飼い主さんにとってもストレスです。そもそも転嫁行動は、ストレスなど負の感情から起こるものなので、その原因を取り除いてあげることが必要なのです。
転嫁行動をする猫への対処法
『同居猫との折り合いが悪い』
『外のノラ猫の声や姿に興奮する』
『環境の変化にストレスを感じている』
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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