猫ちゃんとの遊びで悩んだ経験ありませんか?
猫ちゃんに楽しんでもらいたくて、わざわざキャットタワーやおもちゃを用意しても、興味を持ってくれなかったり、すぐに飽きてしまったりしてソファーやベッドの下に放っておかれたまま。そんな経験をしたことのある飼い主さんも多いかと思います。
また、猫じゃらしのような一緒に遊ぶタイプのおもちゃでは、どうすれば猫ちゃんの興味を引けるか、マンネリにならずに遊べるかなど、悩みはつきませんよね。そこでおすすめしたいのが、猫ちゃんのハンターとしての本能を満たす「狩り遊び」です!
パターン1. 木の葉の下にいる小動物を捕まえよう!
1つめの狩り遊びをご紹介。ます、棒付きのおもちゃを小刻みにゆらし、マットの下から棒の先端を出したり引っ込めたりします。こうすると、猫ちゃんは木の葉の下にいるネズミなどの小動物を連想し、徐々に興味をそそられます。野性では、こうした小動物を捕まえることもあるので、おもちゃを獲物だと思って捕まえようとします。
なお、15歳を超えた高齢の猫ちゃんは、視力が低下している子も多いので、その場合は見やすいようにゆっくりとおもちゃを動かしてあげてくださいね。
パターン2. 木に登って獲物を捕まえよう!
続いては、棒付きのおもちゃで猫ちゃんを誘導して、階段やキャットタワーなど段差のあるところを上がらせます。こうすると、猫ちゃんは虫などを追いかけながら木に登る感覚を味わえ、よりリアルな狩りの体験を楽しめます。また、上下の運動によって運動量もアップしますよ。
もし高齢の猫ちゃんなら、段差をジャンプ無しでも上がれる20cmまでにし、棒付きおもちゃをゆっくりと動かしてあげてくださいね。
パターン3. 飛んでいる鳥を捕まえよう!
3つの狩り遊びは、猫ちゃんの顔の前で5秒ほどおもちゃを動かし、猫ちゃんがお尻を振って飛びつこうとしたら、一気に上に引き上げます。こうすることで、猫ちゃんは空飛ぶ鳥を捕まえるような楽しさを味わえます。この時大切なのは、2回に1回は猫ちゃんがおもちゃを捕まえられるようにして、「次も捕まえるぞ!」というやる気を出させてあげることです。
高齢の猫ちゃんの場合には、伸び上がって届くくらいの高さにしたり、前足でちょいちょいさせたりするだけでも、狩りの本能を満たしてあげることができますよ!
パターン4. 巣穴の獲物を捕まえよう!
最後の狩り遊びは、猫用トンネルや筒状にした段ボールの入り口でおもちゃを動かして、トンネルの中からおもちゃを捕まえさせたり、トンネルの中へ誘導したりします。こうすることで、猫ちゃんは巣穴の中の小動物を捕まえる気分を味わえます。
高齢の猫ちゃんの場合には、床に置いたトンネルの中を覗いたり、くぐったりするだけでもいい刺激になりますよ!
猫ちゃんにとっての遊びは、単に楽しいというだけでなく、健康に暮らすためにとても大切です。ぜひ、猫ちゃんと一緒に狩り遊びをしてくださいね!
文/clochette417
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。