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「まさか食べるとは…」その油断がピンチを招く! 猫が誤食しやすい8アイテム

誤食アイテムその1:子どもが誤飲しやすいものは猫も食べちゃう?

©Valery Kudryavtsev
実は、赤ちゃんや子どもが誤飲しやすいもの=猫ちゃんも誤食しやすいものだそう。その代表的なものが、次の3つとなるでしょう。

●タバコ
猫が誤食すると、ニコチン中毒を起こし、嘔吐や震えの症状が。タバコ本体はもちろん、タバコを消した水も猫が口にしないように注意を。

●人の薬
猫に強い中毒症状を引き起こす成分が入っている、人用の風邪薬や頭痛薬。うっかり愛猫が口にする危険があるので、落としたり放置したりせず、しっかり管理を。

●ボタン電池
猫がうっかり飲みこんでしまうサイズなので、ボタン電池も注意。「間違って飲み込んでも、ウンチと出るでしょ」と思ったら大間違い! 体内で時間がたつと、電池からアルカリ成分が溶け出し、腹膜炎を引き起こすことも。

誤食アイテムその2:まさかこれを? ふだん使いの日用品にも誤食の危険が

©Krianti
「口にするものではない日用品なら安心」と思っていませんか? 人間なら決して口にしないものでも、猫は興味本位で口にして、飲み込んでしまう場合も。人間でいうところの「異食症」のような症状をもつ猫ちゃんもいるので、注意が必要です。

●ポリ袋
カシャカシャ音がなるのでオモチャ代わりにポリ袋で遊ぶ猫ちゃんは多いですが、中には好んで食べてしまう猫も。消化管閉塞の原因となるので、愛猫が食べるそぶりを見せたら、すぐに見えないところへ片づけましょう。

●画びょう、針
画びょうや針は、転がして遊んでいるうちに猫ちゃんが間違って飲み込んでしまうことも。腸内で刺さってしまうと腹膜炎を引き起こすので、厳重に管理を。同様に、ピアスも放置するのは危険です。

誤食アイテムその3:猫用おもちゃでも安心は禁物! 愛しすぎて食べちゃう猫ちゃんも

©cyano66
猫専用おもちゃやヒモを獲物に見立て、チョイチョイしたりくわえてみたりして遊ぶ猫ちゃん。でも、それがエスカレートして興奮すると、思わず食べちゃう猫ちゃんもいます。

●猫用おもちゃ
遊びがエスカレートして、狩猟本能からおもちゃを食べてしまうことも。愛猫と遊んだ後は、必ずおもちゃのパーツがなくなっていないかなど確認して、見えないところに片づけましょう。

●毛糸、糸、ヒモ、ゴム
猫が最も誤食しやすく、食べてしまうと一番やっかいなのが、糸やヒモ、ゴムなど。腸にからまると消化管がつまり、腸が壊死してしまうことも。短時間で命を落とすので、最も注意が必要です。

実は、わが家の猫は異食症の毛があり、ヒモ状のものを食べてしまうクセがあります。時には、洗濯ものの肩ヒモを食いちぎっていたことも。

幸いなことに大事にはいたらず、ウンチと一緒に排泄されてひと安心しましたが、それからはヒモなどは出しっぱなしにせず、洗濯ものも手の届かないところへ干すようにしました。

ほんの少しの油断やうっかりが、愛猫を苦しめることになる誤食。猫ちゃんの好みやクセを熟知して、危なそうなものはきちんと管理しましょう。

出典/「ねこのきもち」2018年1月号『食しやすいもの備忘録』(監修/小林清佳先生 モノカどうぶつ病院院長)
文/ヤマモトトモミ
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