人にとって美味しくいただける果物ですが、猫はどうなのでしょうか。今回は、猫が食べられる果物を5つご紹介します。与える際の注意点や画像つきで与える量の目安も解説するので、猫に食べさせるときの参考にしてくださいね!
梨
梨は、ほぼ水分でできているため、与えてもOKの果物です。ただし果肉が硬く、猫がのどに詰まらせるおそれがあるので、注意しましょう。与えるときは細かく刻むのがポイントです◎
猫に与えるならこのくらい
猫に梨を与えるなら、刻んで大さじ1程度を目安にしてください。
桃
桃の果肉は水分が豊富。そのため、水分補給にもなるので少量なら与えても問題ありません。ただし、種は中毒を起こす可能性があるとの報告もあるので、絶対に猫が口にしないよう気をつけてください。
猫に与えるならこのくらい
猫に桃を与えるなら、刻んで大さじ1程度を目安にしましょう。
さくらんぼ
さくらんぼには食物繊維が豊富に含まれているので、食べ過ぎると下痢の原因になることがあります。そのため、ふだんから軟便になりがちな猫には控えたほうが安心です。猫に与える場合は、種の誤食にも注意してください。
猫に与えるならこのくらい
猫にさくらんぼを与えるなら、茎と種を除いて1粒の半分程度にとどめましょう。
バナナ
バナナは栄養価も高く消化もしやすいので、猫にとっても健康によい果物です。しかし、カロリーが高いため、与え過ぎると肥満の原因になるおそれも。量や頻度には注意して与えましょう。
猫に与えるならこのくらい
猫にバナナを与えるなら、厚さ1cmくらいが目安。食べやすい大きさにカットしてから与えましょう。
スイカ
スイカは果肉の大半が水分なので、猫に与えても問題ありません。ただし、種は消化できないので取り除いてあげましょう。また、スイカにはカリウムが多く含まれているため、腎臓や心臓に疾患がある猫には与えないでください。
猫に与えるならこのくらい
猫にスイカを与えるなら、大さじ1程度を目安にしましょう。
人の食材を与えるときは、猫が食べられるか確認を!
今回ご紹介した果物は、量や与え方に注意すれば猫が食べてもOKのものばかりですが、果物の中には、猫が食べると危険なものもあります。果物に限らず、猫に人の食材を与える際は、与えてもいいのか否かを必ず確認しましょう。
また、いくら猫が食べても問題のない食材とはいえ、毎日与えるのは栄養バランスの偏りに繋がります。愛猫の健康のためにも、量や頻度には気を配って与えてくださいね!
参考/「ねこあつめ&ねこのきもち」『まんぞくさんも大満足♥猫に与えてOK?NG?食べ物図鑑』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
文/hasebe
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。