猫と暮らす
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猫を飼う前の理想と現実 猫との暮らしの「幸せギャップ」とは
動物看護士の小野寺温先生に、猫の意外な行動の理由と、困った場合の対処法を教えていただきました。
猫は自立した生き物だと思っていたら、びっくりするほど寂しがり
小野寺先生によると、そういう猫は母猫のあとをついて歩く子猫のように、飼い主さんを慕っているのだそう。なお、踏んでしまわないかという心配については、「猫は反射神経が鋭いので、案外上手に避けてくれる」とのことです。
憧れの“ひざに猫” 現実では抱っこ嫌いなコも
小野寺先生によると、甘えたいときに寄り添ってくるだけでも、信頼関係としては充分なのだそう。抱っこできたらおやつをあげることを繰り返すと、「抱っこ=いいこと」と学習して、少しずつ抱っこが好きになる猫もいるそうなので、チャレンジしてみましょう。
イタズラや噛みグセがあって困る!
イタズラ対策としては、こまめな片付けや掃除を行ったり、入ってほしくない場所に柵を設置したりすることが有効。誤食やケガの予防にも繋がります。コードの噛み心地は、一度覚えてしまうと癖になってしまうコもいるようなので、猫の目につかない工夫をしましょう。
静かに暮らせると思っていたけど、夜中の大運動会が恒例に
猫は日が暮れてからや早朝に活発に動きますが、寝る前にしっかり遊ばせて満足させることで、夜中や早朝も深く眠るようになるかもしれません。上下の動きをプラスした遊びなら短時間でも運動量が増えるので、取り入れてみるのもおすすめです。
とはいえ、猫もさまざまな個性を持っているので、一概にイメージだけでは測れないものです。困りごとにはうまく対策をしつつ、猫との暮らしを楽しんでいきましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『“想定外”が続出…! 猫との暮らし 理想と現実』
文/緒方るりこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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