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迎え入れたけど慣れてくれない「家庭内野良猫」や「家庭内別居猫」への対応

迎え入れた猫が人に慣れず、「家庭内野良猫」や「家庭内別居猫」の状態という飼い主さんもいるようです。今回は、そんな猫への正しい接し方や対応方法について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。

「家庭内野良猫」や「家庭内別居猫」はどんな猫がなりやすい?

眠る猫
rai/gettyimages
――人に飼われているのに人慣れしておらず、触ることも難しい猫のことを「家庭内野良猫」や「家庭内別居猫」と呼んだりするそうですが、どういった猫がそうなりやすいのでしょうか?

岡本先生:
「保護猫や野良猫など、成猫になるまで人との接触がなかった猫や、人を介して何か怖い思いをした経験がある猫は、家庭内野良猫や家庭内別居猫になりやすいといえます」

家庭内野良猫・家庭内別居猫のままでいるリスクとは

黒白猫
oksy001/gettyimages
――家庭内野良猫や家庭内別居猫になっている猫を何も対処せずそのままにしておくと、どのようなトラブルやリスクが起きると考えられますか?

岡本先生:
体調の変化に気づきにくいことや、定期的に健康診断を受けさせることが難しいということが挙げられます」

家庭内野良猫・家庭内別居猫への対応方法や注意点

ソファで猫をなでる飼い主の手
kaorinne/gettyimages
――そんな猫にはどのような対応や接し方をすればいいでしょうか?

岡本先生:
「猫が慣れるまでは、無理をして警戒心を強めさせないことが大切です。あせってコミュニケーションをとろうとすると逆効果になるので、まずは人のいる環境に慣れてもらうところから始めてください」
家庭内野良猫や家庭内別居猫状態となっている猫は、健康管理などの観点で、そのままにしておくのはあまりよくないかもしれません。とはいえ、無理に距離を縮めようとすると、猫に余計なストレスを与えてしまうため、猫が許容できる距離感やペースでコミュニケーションをとるよう心がけてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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