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道端で子猫を拾ったらどうする? かかっている可能性のある病気と準備したいもの

道端などで、外で暮らす子猫に出会うこともあるでしょう。もしも子猫が弱っていた場合に、保護を考える人もいるかもしれませんが、その際にどのようなことを知っておくとよいのでしょうか。

この記事では、外で暮らす子猫を拾ったときに注意したい病気と対応について、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説します。

外で暮らす子猫を拾ったときに注意したい病気・怪我

包まれる子猫
getty
外での発見時の生活環境にもよるかと思いますが、子猫であれば下記のような病気に特に注意すべきでしょう。

・栄養失調や脱水
・おなかの中の寄生虫
・皮膚の寄生虫やカビ
・風邪や猫エイズなどのウイルス疾患
場合によっては、事故での怪我なども予想されるかもしれません。

病気や怪我をしている可能性のある子猫を保護する際の注意点

抱っこされる子猫
getty
子猫に上記のような病気や怪我の可能性があるときに、動物病院につれて行かなければならない状況もあるかと思います。

保護の際に、子猫を素手で触ってしまうと危険な場合があります。子猫であっても十分に人に怪我を負わすこともできるので、触る際には注意しましょう。

また、皮膚のカビやノミ、シラミなど、素手で触ることで病気が人にうつってしまう可能性のあるものもあります。素手で触れないほうが望ましい病気の子猫もいるかもしれないので、可能であれば厚手のバスタオルや軍手、手袋などで子猫を触ってください。

保護した子猫を動物病院へつれて行くときには、もし持っていればペット用のキャリーバッグやケージに入れてつれて行きましょう。持っていなければ、洗濯ネットの中にくるんだあと、子猫が逃げ出せないようなバッグに入れて来院していただくことが多いです。

場合によっては、子猫を入れてきたバッグやケージを洗浄しなければならないこともあるので、本来は洗えるものが望ましいかもしれません。

外で保護した子猫の病気の検査について

見つめる子猫
getty
外で暮らす子猫を保護して動物病院につれて行くと、子猫の年齢・月齢などにもよりますが、一般的には体重や体温、心拍数などを含めた全身のチェック、おなかの中や皮膚の寄生虫の予防がおこなわれます。そのほか、ワクチン接種や発覚した病気などに即した検査、治療などに発展することもあります。

はじめて子猫を保護したときなどは、わからないことも多いかと思います。子猫を保護したらまずは動物病院を受診して、不安なことなども相談してみるとよいでしょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・丸山知美先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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