猫と暮らす
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わざわざ飼い主を踏む、ごはんに砂かけ。愛すべき猫の不思議な行動のナゾに迫る
飛び越えられるはずなのに……

A. 猫なりの“苦渋の決断”です。
本来猫は夜中から朝方まで狩りに体力を使うため、日中は極力省エネモードで過ごしています。飼い主さんを飛び越えるのも、遠回りしていくのも余計な体力を消耗すると本能で感じ取っているのです。距離が短くて楽な道を選んだ結果、踏んづけることを選んだのでしょう。意地悪をしているわけではありません。
ゴハンの横で砂かけ?
A. むしろ大喜びです!
外で暮らす猫は、日々生き残りをかけて暮らしています。そのため、食べきれない食べ物を隠して保存しておく習性があります。毎日ゴハンにありつけるにもかかわらず砂をかけるしぐさをするということは、よほどそのゴハンを気に入っているのでしょう。
頭隠して尻隠さず
A. 猫は“頭隠して尻隠さず”タイプだから。
猫は身を潜めるとき、気に登るか、木陰に隠れる程度で全身を隠し切ることはあまりありません。体の一部がどこかに触れていれば、すべて隠せていると勘違いしているようです。
参考/「ねこのきもち」2019年2月号『知れば知るほどもっと知りたくなる 動物学者・今泉先生に聞いた愛しき猫のふしぎ』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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