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猫の「鼻くそ」が気になる とってあげるべき? 「鼻くそ」ができる原因と病気の場合

「愛猫の鼻をのぞいてみると、鼻くそがついていた!」という経験はありませんか? 人と同じように、猫も鼻くそが溜まります。取ってあげるべきか、そのまま放置してよいのか悩みますよね。そこで今回は、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、猫の鼻くその原因やお手入れ方法について伺いました。

鼻くそができる原因は?

猫の鼻のアップ
ねこのきもち写真投稿ギャラリー
大気中のゴミやホコリなどが体内に入るのを防ぐため、汚れと粘液が混じり合って鼻水になります。その鼻水が乾燥して固まったものが鼻くそです。

そのため、空気が汚れた環境で長時間生活していると、鼻くそが出やすくなります。乾燥している場所も鼻の粘膜のはたらきが弱まるので、鼻くそができやすい環境といえるでしょう。

鼻くそのお手入れ方法

どアップの茶トラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の鼻くそは自然に取れることも多く、飼い主さんが気にしすぎる必要はありません。簡単に取れそうであれば、お家で取ってあげてもよいでしょう。

お手入れは、湿らせたコットンなどでやさしくふき取ってあげる程度でOK。鼻の奥にある鼻くそまで無理やり取る必要はありません。

鼻くそは病気のサイン?

スコティッシュのアップ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
日頃から鼻くそが付きやすいコは、それだけで病気とはいえないでしょう。ただし、大量の鼻水・鼻くそが出る場合は次のような病気も考えられます。

・鼻炎
・鼻の中の異物やポリープ、腫瘍
・上部気道感染症(中でも、「猫ヘルペスウイルス」や「猫カリシウイルス」などによる感染症が多い)

鼻くそだけでなく、それ以外の症状がないか見てあげてください。、鼻水・鼻くそが突然増え、くしゃみや鼻血などが出ていたら要注意。上部気道感染症の場合は発熱や結膜炎をともなうこともあります。少しでも様子がおかしいと思ったら、かかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
猫の鼻くそは、日々の生活のなかで自然にできるものです。何もしなくても取れることが多いのですが、簡単に取れそうなものはお手入れしてあげてもよいでしょう。
ただし、鼻水・鼻くそが急に増えたときは何らかの病気も考えられます。鼻くそのほか、くしゃみや発熱などの症状が一緒に出ているときは、すぐに獣医師に相談してください。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫にも「鼻くそ」ってつくの!? 原因と、気になる病気とは…』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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