保護当時、2019年10月頃のモンドちゃんの様子。
@asitanohimawari
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@asitanohimawariさんの愛猫・モンドちゃんは、保護猫でした。写真は外で暮らしていたモンドちゃんが保護された当時のもので、どこか怯えているように見えます。
しかし、飼い主さんと出会い、一緒に暮らし始めて半年ほど経った姿は…
あの頃の面影はいずこへ…
2021年2月頃のモンドちゃん。飼い主さんのもとで立派に成長!
@asitanohimawari
「この姿、本当にモンドちゃん!?」と驚いてしまうほど、まるまる、ふくふくと立派に育ったのでした。
病院の先生からは「少しぽっちゃり」と言われたようですが、飼い主さんがお気に入りの写真とのこと。そんなモンドちゃんについて、ねこのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しいお話をうかがいました。
モンドちゃんとの出会い
飼い主さんと家族になる前のモンドちゃん。
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モンドちゃんとの出会いは、2020年5月。飼い主さんは家族と疎遠で身近に知り合いもおらず、コロナ渦で他県の友人とも会えなくて孤独を感じていたのだそうです。そんなときに、知人から保護猫の話を聞いたことをきっかけに、飼い主さん自身も保護猫との暮らしに関心を持ち、具体的に考えるようになったのだとか。
当時はコロナ渦だったこともあり、保護猫の譲渡会が中止になることも多かったそうですが、猫の里親サイトを通じて、モンドちゃんと出会うことができたといいます。
モンドちゃんに初めて会ったとき、飼い主さんの顔と同じ位置にほくろがあるのを見て運命を感じ、お迎えすることを決めたのでした。
心を開いてくれた瞬間
お迎え当時のモンドちゃん。とても警戒心が強く、子猫の頃から気が強かったようで、保護当時は「ドロンジョ様」と呼ばれていたとのこと。
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猫を飼うのが初めてだった飼い主さん。警戒心が強く、心をなかなか開いてくれないモンドちゃんに頭を悩ませたことは少なくありませんでした。それでも、一目見て運命を感じた猫であるモンドちゃんと向き合い続けたといいます。
そんなある日、ふたりの関係に転機が訪れました。
飼い主さん:
「ずっとこのままなのかな~と思っていたら、ある日を境に仕事から帰宅すると、ニャーと鳴いて近づいてカプっと甘噛みしてくれるようになりました。やっと少しは私に対して心を開いてくれるようになったのかなと思います」
こうして、少しずつ関係を築けるようになった飼い主さん。モンドちゃんをお迎えしてからのことを、こう振り返ります。
飼い主さん:
「お迎えした当時はなかなか心を開いてくれないときもあったけど、諦めずにずっと一緒に過ごしてきて良かったなと思います」
3匹の猫と暮らす幸せな日々
(写真上から)モンドちゃん、クロスくん、虎乃助くん。3匹とも保護猫だったそう。
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現在、飼い主さんの家には、モンドちゃん、クロスくん、虎乃助くんの3匹の猫がいて、モンドちゃんはその頂点に立つ「女王様猫」なのだとか。2匹の弟猫たちを待ち伏せしたり、追い掛け回したりして遊んでいるとのこと。
(写真左から)虎乃助くん、モンドちゃん、クロスくん。
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3匹の猫と暮らす飼い主さんは、「猫のいる暮らし」についてこのように話しています。
飼い主さん:
「最近は朝目覚めると、ベッドの上にモンドちゃんを含め5キロ近い3匹の猫ちゃんが私の上で寝ていて、重いけど幸せです。
今いるモンドちゃんを含めた3匹の猫たちは、私の年齢的に最初で最後の猫たちになると思います。大事な家族で宝物です。これからも一緒に仲良く過ごして、モンドちゃんたちと一緒に歳をとっていけたらと思います」
(写真左から)クロスくん、モンドちゃん
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飼い主さんと運命の出会いをしたモンドちゃん。これからも大好きな兄弟猫と飼い主さんと一緒に、幸せに暮らしてほしいですね!
写真提供・取材協力/Twitter(
@asitanohimawariさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/二宮ねこむ