猫と暮らす
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猫と一緒にほかの動物を飼うと気をつけなければならないことは
猫とそれ以外の動物をいっしょに飼うことについて、アンケート結果や寄せられたエピソードをご紹介するとともに、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生の解説をお届けします。
【調査】猫以外にほかの動物を飼っている?
【飼い主さん談】猫といっしょに飼っているのは?
そのほかの質問について、飼い主さんから寄せられた回答やエピソードを一部ご紹介します。
ペット同士の仲はいい?
・「仲がいいです。今まで猫を飼ったことはありませんでした。犬派で長年暮らしてきましたが、保護のボランティアをするようになって初めて1匹の犬と仲良くなれた猫を引き取りました」
・「遊んだあとは、近くで寝たりこたつの中でいっしょに寝たりしています。別々に置いても同じ水の器で飲んでいます」
・「それぞれが距離をおき、遊びたいときに遊んでいます」
・「特別いいわけではないが悪くない、お互いにちょうどいい距離」
・「お互いに無関心でした。わざとか?と感じるほどに」
いっしょに飼う上で気をつけていることは?
・「気をつけることがありませんでした」
・「お互いに攻撃しないように見ている」
・「猫は強いので、犬の目に攻撃しないようには注意して見ています」
・「お互いの食事を別々に管理、猫の爪を定期的にカット」
・「犬が猫のご飯を食べたり猫が犬のご飯を食べたりするので、違う場所でご飯をあげています」
【獣医師解説】猫といっしょにほかの動物を飼うこと
猫と一緒に暮らしやすい動物は
岡本先生:
「問題なく暮らせる可能性の高い動物は、犬です。逆に、気をつけなければならない生き物は鳥類、小さな草食動物(ウサギなど)、魚類です。
猫はまだ野生が残る動物であるといわれています。本能を刺激するような動物との生活には慎重になったほうがようでしょう。鳥類、ウサギなどの小さな草食動物、魚類などは、猫の狩りの対象になる危険があるので注意が必要です。」
一緒に飼う場合に気をつけることは?
岡本先生:
「狩りの対象になる動物の場合は、捕食の対象にならないよう気をつけなければならないことが前提です。
その上で、与える食べ物については、食べて大丈夫なものが異なるので気をつけるようにしましょう。それぞれの安全が確保できない場合や、相性がよくなかった場合、別部屋で飼育することになることも想定しておきましょう」
――ありがとうございました。
一緒に飼う動物によっては注意が必要
取材・文/都留朱音
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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