春ブラシングで抜け毛をスッキリさせよう!
春から夏にかけてのブラッシングは、長毛の猫は毎日行い、短毛の猫は2〜3日に1回のお手入れが目安です。ブラシ選びも重要で、短毛の場合は抜け毛が付着するラバーがおすすめです。長毛の場合は、奥までピンが届くスリッカーと、毛をほぐしやすいコームを用いると良いでしょう。
長毛・短毛同様のブラッシング方法
①首の後ろからお尻にかけてブラシでとかす
背中部分は抜け毛が残りやすい部分のため、しっかりとブラッシングしましょう。片手で猫の首元を軽く押さえながら、毛の流れにそってとかしてあげると◎。ラバーブラシは静電気が起こりやすいため、濡らした手でなでるのがおすすめです。
②脇から後ろ足にかけてブラシでとかす
長毛の猫にはスリッカーブラシ、短毛の猫にはラバーブラシを使って、脇から後ろ足の付け根くらいまでブラシでとかしてあげましょう。ブラシをかける方の前足を軽く持ち上げて行うと、とかしやすくなりますよ。
③首まわりをブラシでとかす
首まわりも背中同様に抜け毛が残りやすい部分なので、念入りにブラッシングしましょう。長毛の猫にはスリッカーブラシ、短毛の猫にはラバーブラシを使って、前から毛の流れにそってとかしつつ、ブラシを少しずつ横へ動かします。このとき片手であごを上げると行いやすいです。長毛の猫だと胸元の毛もかなり抜けるので、首の前から胸元に向かって、しっかりとブラシでとかしてあげましょう。
④しっぽをブラシでとかす
しっぽの部分も意外と抜け毛があります。長毛の猫にはスリッカーブラシ、短毛の猫にはラバーブラシを使って、付け根から先端にかけて一気にとかします。短毛の猫のブラッシングはこれで終了です。
長毛猫のブラッシング方法
長毛の猫の場合は、追加のブラッシング項目があります。
①脇の下からお腹にかけてコームでとかす
毛がほぐしやすいコームを使い、とかす方の前足を片手で軽く持ち上げて、脇の下からお腹に向かってとかしましょう。
②内股をコームでとかす
根元までしっかりとコームが入るように、猫の片後ろ足を軽く持ち上げてとかしましょう。
これでブラッシングは完了です!
春夏の衛生管理をしっかりしよう!
春夏はニオイがきつくなったり、カビが繁殖しやすくなったりするので、衛生管理にも気を付けましょう。
①猫のトイレ
トイレ本体はもちろん、トイレまわりも菌が繁殖するので、エタノール消毒液でこまめに拭きましょう。トイレ本体は細菌が繁殖しやすいため、エタノール消毒液を全体に吹きかけ、2時間ほど天日干ししてください。
②飲み水はこまめに取り替える
飲み水は猫が直接口をつけるため、細菌が繁殖しやすい傾向にあります。ボウルの場合は、1日2~3回を目安に水を交換しましょう。留守が多いお宅であれば、循環タイプやボトルタイプの給水機がおすすめです。そして食べ残しなどは、すぐに片付けましょう。唾液が付いたフードも細菌が繁殖しやすいため、継ぎ足しはせず1回ごとに食器をきれいに洗ってください。
今回ご紹介したブラッシングは猫の飼い方の基本でもあるので、ぜひこまめに行ってあげましょう。スキンシップにもなるのでおすすめですよ!
文/maitaro
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。