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猫の春夏のケア 換毛期と暑さ対策

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猫は砂漠出身のため比較的暑さには強い傾向がありますが、梅雨の気温や湿度、真夏の蒸し暑さはストレスを与えるだけでなく熱中症の原因に。とくに、高齢の猫ほど体温調整が難しくなり、季節ごとの温度差が体にこたえますのでしっかり対策を。また春からにかけての抜け毛の量はほかの季節の数倍に! 猫の健康のために、清潔なお部屋のために厄介な抜け毛をスッキリさせましょう。

効率よく抜け毛を除去する 春ブラッシング 

春から夏にかけてのブラッシングは、長毛なら毎日、短毛は2~3日に1回のお手入れが目安です。抜け毛を残さず取るにはブラシ選びが大切。短毛は抜け毛を吸着して取るラバーが最適。長毛は毛の奥までピンが届くスリッカーと、より毛をほぐしやすいコームを使いましょう。

1.(短毛・長毛同様に)首の後ろ→お尻をブラシでとかす

背中は猫自身で毛づくろいしにくく、抜け毛が残りやすい部分。片手で猫の首元を軽く押さえながら毛の流れに沿ってとかしましょう。ラバーブラシは静電気が起こりやすいのでお湯を背後から毛に吹きかけたり、濡らした手でなでましょう。

2.(短毛・長毛同様に)脇→後ろ足をブラシでとかす

(使用ブラシ)短毛→ラバーブラシ 長毛→スリッカーブラシ

脇から後ろ足に向け、後ろ足の付け根くらいまで、ブラシでとかしましょう。ブラシをかけるほうの前足を軽く持ち上げると、とかしやすくなります。

3.(短毛・長毛同様に)首まわりをブラシでとかす

(使用ブラシ)短毛→ラバーブラシ 長毛→スリッカーブラシ

毛づくろいできない首まわりも、抜け毛が残りやすい部分。片手であごを上げて、前から毛の流れに沿ってとかし、ブラシを少しずつ横へ動かして。長毛の場合は胸元の毛もかなり抜けるので、首の前から胸元に向かって、しっかりかけましょう。

4.(短毛・長毛同様に)しっぽをブラシでとかす

(使用ブラシ)短毛→ラバーブラシ 長毛→スリッカーブラシ

長いしっぽも意外と抜け毛があるもの。付け根から先端に向けて一気にとかしましょう。しっぽは握らず手を添えるだけでOK。短毛のブラッシングはこれで終了です!

5.(長毛のみ)脇の下→お腹をコームでとかす

(使用ブラシ)長毛→コーム

より毛がほぐしやすいコームを使用。とかす方の前足を片手で軽く持ち上げ、脇の下からお腹へとかします。

6.(長毛のみ)内股をコームでとかす

(使用ブラシ)長毛→コーム

根元までしっかりコームが入るよう、猫の片後ろ足を軽く持ち上げてとかします。

長毛の毛玉のほぐし方 

毛が絡まっていたら、無理に引っ張るのはNG。手とコームで丁寧にほぐしましょう。毛玉ができている周辺の毛の束を取り、手で裂くように丁寧にほぐして。ほぐれたら、仕上げにコームで毛先から少しずつとかします。

ブラッシング後の抜け毛を利用して“猫毛ボール”の作り方 

片手に抜け毛をのせます。抜け毛がもつれていたら、指でふわふわの状態にほぐして。抜け毛を手のひらで力を込めてこねながら両手の手のひらでコロコロと丸めます。ボールがしっかり固くなったら完成。自分のニオイ付きなので、愛猫のお気に入りのおもちゃに。

猫の毛がたまりやすい場所別! 抜け毛の掃除方法 

掃除の順序は「上から下」が鉄則なので、抜け毛掃除も高いところから始めましょう。特に猫の抜け毛は軽いので、舞い上がって高い場所に行きます。また掃除前に換気扇を回したり、窓を開けて風通しをよくすると効率アップ。

エアコンなどの高いところ

家電にも抜け毛はつきやすいもの。高い場所は化繊はたきを使い、静電気で抜け毛やホコリを吸着しましょう。

猫タワー

猫タワーのカーペットは粘着ローラーはかけにくいので、ゴム張り軍手が便利。なでるだけで繊維に絡んだ毛があつまります。

じゅうたん・フローリング・たたみ

じゅうたんは掃除機のヘッドで倒れた毛足をゆっくり起こしながら逆方向にもかけましょう。フローリングは溝に抜け毛が入り込みやすいので、板目に沿ってかけて。また抜け毛が舞いやすいので掃除機はゆっくり動かしましょう。畳は目に沿って動かし、畳と畳の間の溝に抜け毛がたまるので、その上でヘッドを止め、じっくり吸い取ります。

窓のサッシなど、溝やすき間

窓のサッシの溝など凹凸のある場所はペンキ用のハケで汚れをかき出しながら、掃除機の吸い込み口で吸引しましょう。すだれやブラインド、本の上、換気扇やエアコンのフィルターも同様に!

猫の寝床

猫の寝床の敷物は抜け毛だらけに。布敷物に使えるハンディ掃除機などでしっかり吸いましょう。粘着クリーナー&洗濯より手軽です。

梅雨前の湿度が低い時期が、抜け毛掃除に最適

湿度が高くなると抜け毛が水分を含み、取り除きにくくなります。春は掃除しやすい季節なので、この時期にしっかり抜け毛掃除をしておきましょう。

梅雨どきに猫や猫のまわりに増える4つのトラブル

(1)雨の日が続いて運動不足……野生時代雨の日は猫にとって“休日”。その名残で飼い猫も、梅雨の時期はいつも以上に寝る時間が長くなり運動不足に。
(2)退屈な環境でストレス……晴れている日は窓越しに動く鳥などを目で追ったりできますが、雨の日は外の変化が少なくストレスを感じることも。
(3)毛玉ができたりベタつく……湿った気候では猫の細い毛は絡まりやすく、高温多湿の環境では皮脂の分泌も多くなり、体表にトラブルが多くでることも。
(4)カビが繁殖したり、嫌なニオイが発生しがち……梅雨どきは細菌やカビが繁殖しやすく、猫の健康面にも影響が、猫グッズも+αの衛生対策が必要です。

梅雨どきに注意したい3つの病気

(1)尿石症……運動不足から代謝が落ちたり、飲水量が減り、オシッコの成分が濃縮され尿石症になることも。
(2)皮膚病……被毛が蒸れたり、菌が繁殖しやすい湿った環境にいると皮膚病を起こすことも。
(3)猫カゼ……運動不足やストレス、気温の変化は猫の免疫力を低下させ、“猫カゼ”にかかりやすくなります。一度感染すると、ウィルスが体の中に潜在し、再発することも。

運動不足には、室内環境を整えよう!

・室温と湿度を一定に保ち不快感を減らそう……気温や湿度の変化が大きいと猫は動かないので、エアコンで一定に整えましょう。
・猫が運動できる場所をつくろう……運動できる場所や爪とぎ器を置くなどして、猫が積極的に動ける場所を作りましょう。
・水飲み場を数カ所につくろう……猫の生活のスペースに水飲み場を数カ所置くことで、飲む回数が増え病気の防止につながります。

毛玉ができやすから、お手入れをしよう!

・ブラッシングをしよう……この時期はいつも以上に毛が絡まりやすいうえに、換毛期で抜け毛も増えます。毎日こまめにブラッシングして毛玉を大きくしないようにしましょう。「肛門付近」、「足の付け根」、「首まわり」は毛玉ができやすいので注意!
・シャンプータオルで体を拭こう……梅雨は蒸れたり皮脂の分泌が盛んになる時期。市販のシャンプータオルを使いましょう。特に毛づくろいができないあごは、あごニキビができやすく、しっぽの付け根は皮脂腺からの分泌物でべたつきやすいので念入りにお手入れを!

退屈でストレスがたまりがちだから、刺激を与えよう!

・太陽光で刺激しよう……晴れた日はカーテンを開けて太陽光に当てましょう。いつもの調子を取り戻します。
・体をなでて刺激しよう……動かない時間が長いと全身の血のめぐりが悪くなりがち。頭からしっぽまで体全体をまんべんなくなでましょう。
・遊びで刺激しよう……ストレス発散には遊びが一番。猫の狩猟本能を刺激する興奮度が高いおもちゃで遊んであげましょう。

カビが繁殖したり嫌なニオイが発生しやすいから、衛生管理をしましょう!

・トイレにはエタノール消毒を使おう……トイレ本体はもちろん、トイレのまわりも菌が繁殖します。エタノール消毒液でさっと拭きましょう。
・トイレを丸洗いしよう……トイレ本体は傷が付きやすく細菌が繁殖しやすいので、消毒用エタノールを全体に吹きかけ、2時間ほど天日干しをしましょう。
・水はこまめに取り替えよう……猫が直接口をつけるため唾液や食べカスから細菌が繁殖します。ボウルなら1日2~3回水を交換しましょう。留守がちならボトルタイプや循環タイプの給水機がおすすめです。
・食べ残しはすぐに片付けましょう……唾液が付いたフードは細菌が繁殖しやすいので、継ぎ足しはせずに1回ごと食器をきれいに洗いましょう。
・フードは小分けにして保存しましょう……フードの袋を1日に何度も開けると劣化が進むので、1日分の食事×1日の食事の回数分を保存用パックに入れ、さらに密閉できる容器に保存しましょう。
・食器を洗ったら消毒しましょう……食器はよく洗っても菌が残ることが多いので、この時期はエタノール消毒を習慣化しましょう。

夏の暑さから体の負担を軽減する 夏の涼ませ技

工夫1 ひんやりグッズを置いておく

マット状のクールグッズや保冷剤をタオルで包んだものなど、猫のおなかや首元などに直接触れるひんやりグッズを用意すると、猫が暑さを感じたときにすばやく体を冷やすことができます。まずはグッズを猫の体に触れさせ、「冷たい物」と認識させましょう。保冷材は猫がかじっても中身が漏れないもの、猫に水滴がつかないようにタオルでしっかりまきましょう。

工夫2 暑い時間だけエアコンを活用する

エアコンを使えば、猛暑でも室温を保つことができるので安心。しかし一方で冷やし過ぎや電気代も気になるものです。そんな場合には日中の暑い時間だけ稼働するようにタイマー設定を。個体差はありますが、28℃前後が快適と感じやすいみたいです。

高齢の猫には冷房の冷やし過ぎに気を付けて!

高齢の猫はあまり動かないので、冷房による温度変化は「寒い」と
感じてしまうことあります。そうしたとき、猫がすぐに潜って暖まれるように、毛布やブランケットを置いておきましょう。また猫が寒いと感じたときにすぐに他の部屋に移動できるように、ドアストッパーなどで扉を固定しておきましょう。

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