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「年をとったな…」猫の老化を表す変化や行動の変化は 

猫は老化が始まると、身体や行動に変化があらわれます。猫の年齢に合わせたケアを取り入れるためにも、そのサインや傾向は知っておきたいものですね。
老化が始まった猫の身体や行動の変化について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を聞きました。

猫の身体にあらわれる老化のサインとは?

こちらを見つめる白い猫
CAHKT/gettyimages
――猫の身体にあらわれる老化のサインには、どのような傾向があるのか教えてください。

岡本先生:
「被毛の毛ヅヤがなくなったり、パサツキや毛束が目立つようになったり、フケが増えたりといった変化が見られます。また、筋肉が落ちてきてやせたように見える場合もあるでしょう」

老化で猫の行動に変化はある?

ベッドにいる猫
Valeriy_G/gettyimages
――老化が始まった猫は、行動にどのような変化が見られるのでしょうか。

岡本先生:
「高いところにあまり登らなくなったり、ジャンプしなくなったりします。また、寝ている時間が増えるため活動時間が減り、爪とぎをしなくなったり、食が細くなったりといった変化も見られるでしょう」

シニア猫が夜鳴きをする原因は?

ベッドに寝そべる猫
Aleksandr Zotov/gettyimages
――シニア猫は夜鳴きをすることがあるようですが、その原因について教えてください。

岡本先生:
「甲状腺機能亢進症や、認知機能の低下が原因になっていることが多いです」

シニア猫の行動にどう対応したらいい?

窓際に座って目を細めている猫
Stylish-Pics/gettyimages
――夜鳴きなど、シニア猫の行動に対してはどのように対応したらいいでしょうか?

岡本先生:
「シニア猫の行動によって、猫や飼い主さんの生活に支障がでている場合は、なるべく早く動物病院で相談することをおすすめします」

――ありがとうございました。
老化のサインを見逃さず、ときには獣医師さんにも相談して、シニアになっても愛猫が快適にすごせるようにサポートしてあげたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/都留朱音
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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