猫と暮らす
UP DATE
「それでもかわいい」なつかない猫との暮らし方 いつか打ち解けてもらうためには
※2023年2月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 197人)
猫にもらう幸せ! 「なつかない」けどかわいいとき
「猫らしいしぐさ」や「存在」に癒される
「手を伸ばすと逃げるけど、座っているとき膝に乗ったり、寝ているとベッドに入ってきたりする」
「ゴハンやブラシを求めて、ひたすらじっと見つめてくるところ」
「おもちゃで遊んでいるとき」
「ひなたでゴロゴロしているとき」
「あきらかに旦那のほうが好かれているけれど、すべてかわいい」
「幸せそうに寝ている姿を見ていると、まっいいかと思えます」
「ニオイを確認しに忍び足で寄ってきてくれる」
「名前を呼ぶと返事をする」
「なつかない」から! 生活で気を付けていること
猫のペースにあわせて暮らしている
「気が向くまで待っている」
「嫌がることをしない」
「長く見つめない」
「優しく撫でる」
「なるべく声をかける」
「自分を知ってもらうため、自分のニオイがついたものを置いておく」
「遊んだり、猫の要望に応えたりすること」
【獣医師取材】ずっとこのまま? 猫がなつかない理由
岡本先生:
「警戒心が強い、人に嫌な印象をもっている、外猫歴が長い、などです」
――なつかない猫は、何年経ってもなつかないままでしょうか。
岡本先生:
「残念ながら飼い主さんがどんなに歩み寄っても、なつかない猫もなかにはいます」
――飼い主さんの努力だけでは、どうにもならないことがあるのですね。
【獣医師取材】打ち解けるには? 生活で気を付けること
岡本先生:
「そもそも触るのが難しい場合は、名前を呼びながらゆっくり瞬きをするなど、敵意が無い事を伝えるサインを愛猫に示す機会をまず増やしましょう。少しずつ傍に来るようになったら、おやつを手からあげ、慣れてきたらそのまま指先で少し触れてみるといいでしょう。また、ケージ越しにおもちゃで遊ぶコミュニケーションは比較的ハードルが低く、気持ちの距離を縮められることもあります。愛猫の方から傍に寄り添ってくるようになったら、猫が好む部位を軽くなでてあげるなど、触れ合うコミュニケーションを増やしてみましょう。撫でる際には、手のひらよりも手の甲で軽く触れるようになでてあげると、受け入れやすい傾向があります」
――なつかない猫と暮らすときに気を付けることはありますか。
岡本先生:
「大きい音や声を出さないこと。また、急に動いたり、距離を縮めたりなど、猫が警戒する行動をとらないことです」
――猫を驚かせるような振る舞いをしないよう、注意が必要ですね。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE