猫は「ハンモック」が好き　猫用ハンモック選びのコツは

愛猫にはいつでもリラックスして過ごしてほしいもの。今回は、猫が好むハンモックのポイントや、猫のタイプ別のおすすめモデルについて解説。Instagramに投稿された、実際にハンモックを使用している猫たちの写真もあわせてご紹介します。

猫が好むハンモックのポイントは？

愛猫に気に入ってもらえるハンモックを選ぶために、まずは猫が好むハンモックの特徴を知っておきましょう。

体が包み込まれる感覚

小さい段ボールを置いておくと、猫は体を押し込めて入っていきますよね。猫は狭い穴ぐらで生活していた歴史があるため、体がどこかに密着した状態を好みます。このことから、体を包み込むようなフィット感のあるハンモックは猫が居心地よく感じるようです。

高さがあって安心できる

周囲を見渡すことができ、いち早く危険を察知できる高い場所は、猫にとって安心できる場所。また、寒い時期は高い場所のほうが暖かいため、高さのあるハンモックは、寒さが苦手な猫には居心地がよいのでしょう。

猫のタイプ別！おすすめのハンモックモデル

ハンモックを選ぶ際は、サイズや耐荷重をきちんと確認し、安全に使用できるものを選びましょう。多頭飼いの場合、複数の猫が1つのハンモックに集中する場合も想定しておきましょう。また、猫は不安定な場所を好みません。購入の際は安定性があるかも要チェックです。

はじめてのハンモックなら「ワイヤータイプ」

ワイヤーで引っかけるタイプのハンモックは、ダイニングチェアや階段の手すりなど、いろいろなところに設置が可能です。ケージにも取り付けられるため、お気に入りの設置場所を探しやすいですね。ワイヤーがしっかり入っているものなら安定感も申し分ありません。

警戒心の強い猫には「自立式」

猫は新しいアイテムに対しては慎重に確認作業をします。特に警戒心の強い猫は、確認時間が長くなる傾向が。このような猫には、自立式の猫ハンモックがおすすめです。確認がしやすく、危険を感じたらすぐに離れられる構造なので、より早く慣れてくれるでしょう。

お留守番する猫には「ケージに取り付けるタイプ」

フックやナスカンを使ってケージ内に取り付けられるハンモックは、お留守番などでケージへ入ってもらう時間が長い猫におすすめ。ケージの中でくつろげる寝床にもなります。

実際にハンモックを使用している猫たちをご紹介

ここからは、Instagramに投稿されたハンモックでくつろぐ猫たちをご紹介します。

椅子の下でスヤスヤ

＠maringoringoさんの愛猫ノアくんは、椅子の下に設置されたハンモックでスヤスヤ。体の大きさにフィットしていて気持ちいいのでしょう。すっかり安心している様子ですね。

ふたり仲よく

＠marronmapleさんの愛猫ルルちゃんララちゃんのお気に入りは、ワードローブに取り付けたハンモック。ふたりで仲よく、すっぽりおさまっていますね！

高いところからこんにちは

＠satsuki05042022さんの愛猫皐月ちゃんは、キャットタワーの高い部分に付いているハンモックからひょこり。眺めよし、寝心地よし。リラックスして過ごせるスペースなのでしょうね♪

窓から外が眺められる特等席

＠sasami.and.seseriさんの愛猫せせりちゃんは、窓際に取り付けられたハンモックが大のお気に入り。眺めがよく、日差しはポカポカで最高のロケーションです。

家具のスキマに隠れ家ハンモック

＠neko_tuki_tenさんは、家具のスキマにハンモックを設置。狭い空間の隠れ家で安心して過ごせるのでしょう。ハンモックの下にはマットが敷かれているので、防寒対策もバッチリですね。

愛猫のお気に入りのハンモックを見つけよう

愛猫がリラックスして過ごせる場所のひとつに、愛猫に合ったハンモックを選んでみてはいかがでしょうか。新調する際には、安全に使えるものを選びましょう♪

愛猫用のハンモックを探している飼い主さんは必見！今回は、猫ハンモックのタイプや素材、猫が好むポイントを解説。猫の専門家おすすめのハンモックや、乗ってくれないときの対処法、猫ハンモックを手作りする方法、SNSに投稿された手作り猫ハンモックもあわせてご紹介します。

参考／ねこのきもちWEB MAGAZINE『【2022年最新】人気の猫用ハンモック　タイプ別のおすすめ商品や手作りも』（監修：ねこのきもち獣医師相談室）
掲載協力／Instagram（＠maringoringo、＠marronmaple、＠satsuki05042022、＠sasami.and.seseri、＠neko_tuki_ten）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
文／仲田陽子
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。