猫と暮らす
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大きなベッドをくわえて猫用扉を突破しちゃう!? 「物をくわえて運ぶ」のが得意な猫の特徴|獣医師解説
そんなもみじちゃんをよ〜く見てみると…
「ふかふかねこベッド」を運んでいた
投稿によれば、このベッドは上の階にあったといい、もみじちゃんは階段を降りて下の階に持ってきたとのこと。さらに猫用扉をくぐって、リビングに持ってこようとしていたのだとか。
「ベッドをくわえながら小さな猫用扉を通るのは、ちょっと無理があるのでは?」と思って見ていたら…
もみじちゃんの執念で、見事突破したのでした!
いつもは途中で放り投げてしまうけれど…
扉のほうを見てみると、ちょうどもみじちゃんが猫用扉からリビングに入ろうとしているところで、急いで動画を撮ったのだとか。
「ふかふかねこベッド」がお気に入りのもみじちゃんですが、本来の使い方というよりは「くわえてどこかへ運ぶ」ことのほうが多く、定位置に戻しても「なぜここに?」という場所によく置いてあるのだとか(笑)
もみじちゃんのあの姿を見たとき、飼い主さんはとても驚いたといいます。
「まず思ったのは、『えぇー! いくらお気に入りとはいえ、くわえたままよく階段降りてきたわ〜。てか、猫扉くぐれるの〜!?(笑)』でした。
もみじはお気に入りのぬいぐるみなどをくわえて、よくウロウロしていることがあります。でも、いつもは扉の手前や階段の途中で放り投げてしまい、もみじだけリビングに入ってくるというのがほとんどなんです。
なので、あそこまで頑張って猫用扉をくぐるのは、とても珍しかったですね」
【獣医師解説】物をくわえて運ぶのが得意な猫の特徴
物をくわえて運ぶのが得意な猫に見られる特徴は?
「紹介したもみじちゃんは、普段なら扉の手前や階段の途中で諦めてしまうことも多いようですが、今回は見事に猫用扉を通過しています。
今回はなんとしても、リビングにベッドを持って行きたかったのでしょう。よほどベッドがお気に入りということや、リビングで一緒にくつろぎたい気持ちがあったのかもしれませんね。
もみじちゃんのように、物をくわえて運ぶのが得意な猫には、傾向が見られるかと思います。たとえば…
・おもちゃで遊ぶことが大好きなコ
・『遊んで!』とアピールするコ
・お気に入りの物をそばに置いておきたいコ
・母性本能が強いコ
大きなサイズの物を運ぶのが得意な猫の特徴は?
「また、もみじちゃんのように『自分の体に対して大きな物を運ぶのが得意』な猫もいます。
猫は大きな獲物や自分の子どもなど、ある程度重量のある物をくわえて安全な場所、寝床としている場所まで移動させようとする動物です。
重さや大きさにもよりますが、本人が諦めない限り移動させようと決めたら移動させることができるでしょう。そのコにとって運んでいる物がどれくらい大切であるかや、体力などが関係してくると思われます」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/柴田おまめ
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