猫と暮らす
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飼い主さんの帰りが待ち遠しい? 玄関で待つ猫の気持ちとは
玄関で待っている猫の気持ちは?
岡本先生:
「足音や車の音で飼い主さんだと判断し、うれしくなって迎えに来たのでしょう。また、ゴハンや遊びをねだっている場合もあります」
――猫は、どのくらいの距離から飼い主さんのことを感知できるのでしょうか?
岡本先生:
「難しい質問ですね。エンジン音や足音で飼い主さんだと判断するコもいると思います。人より可聴域が広いため、私たちが聞き取れない段階で感知できるのでしょう」
猫が出迎えてくれたとき、どんな反応をすればいい?
岡本先生:
「優しく声をかけ、触ってほしそうであれば撫でてあげるといいかと思います。お腹が空いているなど何らかの要求があることも多いので、コミュニケーションを取りつつ可能な範囲で叶えてあげましょう」
――留守番が長すぎて、ストレスを感じることもあるのでしょうか?
岡本先生:
「猫の性格によっては留守番にストレスを感じる場合もあると思いますが、ほとんどのコは飼い主さんが留守のあいだもマイペースに過ごしています。あまり心配しなくてもいいでしょう」
猫と犬で、飼い主さんを出迎える理由は違う?
岡本先生:
「基本は変わりませんが、気持ちの面で少しだけ異なると思います。犬は留守番のあいだ、飼い主さんと離れていて寂しい気持ちや早く帰ってきてほしい気持ちを強く持っています。これに対して猫は、自分のしてほしいことを叶えてくれる相手に帰ってきてほしい、という気持ちが強い傾向にあります」
取材・文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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