猫と暮らす
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【調査】猫のしぐさに「寂しかったのかな?」と感じた瞬間は 普段であればしない行動も
【調査】愛猫のしぐさや行動を見て「寂しかったのかな?」と感じたことがある?
【体験談】「寂しかったのかな?」と感じた愛猫のしぐさや行動
飼い主さんのあとをついてきたり、そばを離れない
- 「留守番していたあとは、足にまとわりついてくる」
- 「留守にしたあとは、しばらくストーカーになる」
- 「起きたときとか外から帰ったときとか、ずっとくっついてきます。座ろうとすると、その場所に先に座ります。忙しくてすぐかまってあげられないと、キッチンの奥に行って足を揃えて座り、遠くからジッと何十分でも見てます」
- 「会社に行くとき足を両手ではさんで離さないので、結局、根負けして会社をお休みにしました」
鳴き方がいつもと違う
- 「大きな声で鳴きながらひっついてきた。いつもいる時間に家を空けていた」
- 「鳴き声がいつもより悲しげに聞こえた」
- 「いつもより遅く帰宅すると、出迎えの鳴き声がいつもより大きく鳴き方も違うので」
- 「猫をひとりにして家で留守番させてるとき、監視カメラに動体検知の画像がスマホに送られてくるのですが、人がいるときには全く鳴かないのに、猫ひとりのときはアォーンアォーンと悲しそうな声を出して探し回っているので、寂しがってるのがよくわかります」
顔や頭をこすりつけてくる
- 「帰りが遅くなると、帰った直後はスリスリベッタリになる」
- 「顔を力強くこすりつけてきました」
- 「たくさんなでてあげても、頭をこすりつけてくる行動が止まらない。お兄ちゃん(犬)と遊んでいる時間が長かったかも」
- 「長い時間外出したときに、ただいま〜って声をかけると、ニャ~ンて鳴き頭をスリスリとくっつけてきます。寂しかったんだなぁーと思って、抱きしめます!!」
抱っこしてほしがる
- 「普段甘えないコなのに、抱っこをせがみ離れない」
- 「仕事から帰ると30分から1時間くらい抱っこしたままで下に降りてくれません。ひとりでお留守番は寂しいんですね」
- 「ごはんをあげても、抱っこの時間を優先したときに感じました。いつもより遅い時間の帰宅のときには、抱っこの時間が長くなります」
ぬいぐるみを持ってきていた
- 「いつも一緒の時間を過ごしているのですが、数時間留守にして帰宅すると玄関に自分が大事にしているぬいぐるみを3こ並べていました。偶然かと思ったのですが、留守にすると必ず玄関にぬいぐるみがある」
- 「昼間は愛猫ひとりで留守番しているので、帰宅するとお気に入りのぬいぐるみが玄関に置いてありました。早く帰ってきて‼️というアピールかな?」
- 「専業主婦で常に私がいる生活なので、ちょっとした買い物やゴミ捨てなどに私が出かけるとお気に入りのぬいぐるみを引っ張り出して、くわえて鳴きながら扉の前で私の帰りを待っていると主人が言っていました。2人で出かけたときも必ずお気に入りのぬいぐるみが散らばっているので、ぬいぐるみと一緒に待っているのだと思います」
態度がよそよそしい
- 「仕事などで長期間家を留守にしてお留守番をしているときに、帰ってきてからの妙に他人行儀の行動を取ったとき」
- 「外出から帰ってくると部屋の奥でおしりを向けて、ふて寝していて、『ただいま』と言っても顔を向けてくれないとき」
- 「仕事で家をあけて友達に世話を頼んでいて帰ってきたら、よそよそしく拗ねているようす。半日ほど経って許してくれたのか、スリスリいつも通りに甘えてきた」
イライラしたり怒った様子を見せる
- 「同居猫にあたり散らすようにちょっかいを出し喧嘩になる。悲しげにニャ〜と言いながら近づき、しつこいくらいに体をスリスリしてくる。私の居場所を探しまわる」
- 「行ってきますを言わずに出掛けて帰宅したら、いつもよりしつこくスリスリしくっついてきて甘えた声を出してきました。寂しすぎて凄い顔で怒ることもあり、両極端な行動を取ります」
こんなエピソードも
- 「ふみふみ。母親が恋しいのかと思った」
- 「ストーカーの如くつきまとわれる。自分のそばから離れさせまいと、足の甲を噛みついてきます。仕事や普通に出かけて帰ってきたら、必ずこのような行動を起こします」
- 「リビング入り口で待っていた。夜は大体いる私達が、用事で3時間くらい留守していたから。いつもは寝る時間に起きて待っていた」
- 「外出から戻ってきたとき、玄関で待っていて、私の方へ近寄ってペロペロなめるしぐさを見せたとき」
- 「仕事で残業になり帰宅時間が遅くなると、お出迎えしてからの甘え方、私をかまって!といつも以上にアピールします。猫ベッドを自分で移動してたり、部屋が少し荒れてることもあります」
- 「ちょっと上目遣いで見たあと、爪研ぎをしたとき」
- 「新しい子猫をお迎えして子猫と遊んでいると、遠くからこちらを見てるとき」
【獣医師解説】寂しさを感じている猫が見せるしぐさ・行動
「猫が寂しさを感じているときには、次のようなしぐさや行動を見せるでしょう。
・スリスリしたり、くっついてくる
・飼い主さんの目をじっと見つめてくる
・膝に乗ってきたり、体の一部をつけてそばにいようとする
・普段よりよく鳴く
・飼い主さんにずっとついて回る
・普段よりもふれあいが少なかったとき
・新しい家族や猫を迎えたとき
・飼い主さんが仕事やほかのことに集中しているとき
愛猫が寂しさを感じているようなしぐさや行動を見せていたり、寂しさの原因として飼い主さんに心当たりがあるのであれば、愛猫へのケアが必要になるでしょう。飼い主さんができることとしては、次のようなことです。
・普段から1匹で過ごす時間やお留守番する経験をさせておく
・生活リズムや愛猫のまわりの環境はあまり変えないようにする
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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