猫と暮らす
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二本足で立ってゴハンの催促をする子猫 催促するような猫の行動の心理を獣医師に聞いた
こちらの写真は、きな虎くんが生後3カ月の頃に撮った一枚。当時のきな虎くんは、ゴハンの時間になるとちょっぴり態度が豹変することがあったといい、ゴハンが待ちきれないときはこのような姿でよくキッチンのほうを覗いていたのだとか。
顔が真剣!
器用にマンチカン立ちをしながら、ひたすらゴハンのほうを見つめて催促するきな虎くんを見て、飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。
「もう『可愛い』の一言です(笑) 体が小さくて、マンチカン立ちをしてもキッチンの上はもちろん見えないのですが、その一生懸命な姿にいつもキュンキュンしていました。ずっと一緒にいたくて、会社に行きたくなかったですね(笑)」
【獣医師解説】二本足で立ってゴハンの催促をする猫の心理
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「きな虎くんの様子を見ると、『ゴハンが待ちきれずに少しでも近づきたい』『飼い主さんが用意している様子を確認したい』という気持ちが伝わってきます。二本足で立ち上がってまでゴハンの催促をする猫は、食欲旺盛のコに多いかと思います。
一般的に、猫がゴハンの催促をしているときに見せる行動としては…
・飼い主さんのあとをずっとついて回ってくる
・飼い主さんをじっと見つめてくる
・鳴いてアピールする
ちなみに、きな虎くんのように二本足で立つことが多いマンチカンのしぐさを表す『マンチカン立ち』という言葉がありますが、マンチカン以外にも二本足で立つしぐさをしがちな猫種もいます。
具体的には、スコティッシュフォールドやアメリカンカール、ペルシャなどの短頭種も二本足で立つ傾向があります」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/柴田おまめ
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