猫と暮らす
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猫のリアクションを見極めて 猫とよりよい関係になる関わり方・よくない関わり方
猫がうれしいBESTなコミュニケーションと、猫にとってNGなコミュニケーションについて、猫心理学者の高木佐保先生に伺いました!
猫がうれしい! BESTなコミュニケーションの取り方
猫はマイペースなので、人からコミュニケーションを始めるよりも、猫主導で始まったコミュニケーションのほうが長く続くということが、研究結果でも明らかになっています。
“溺愛飼い主あるある”としては、つい自分から愛猫に触れ合いを求めたくなってしまいますが、グッと我慢して猫が“かまって”サインを出すまで待ってみましょう。
猫がこんなしぐさを見せたら“かまって”サイン
●しっぽを立てて近づいてくる
●おなかを出してくねくねする
●体をスリスリしてくる
など
愛猫がストレスを感じにくく、ご機嫌に触れ合えるタイミングなので、ぜひ愛猫との触れ合いコミュニケーションを始めてみてください。
こんな反応をしたら要注意! NGなコミュニケーションの取り方
飼い主さんにとっては悪気がなく、愛情表現として触れ合っていたとしても、愛猫が逃げたり、おびえてかたまったりなどの拒否反応を見せたらすぐに触れ合うのをストップしましょう。
逃げる猫を捕まえて無理やり触れ合ったり、逃げられないように拘束したりするのは、猫にとってNGなコミュニケーションで、関係の悪化にもつながってしまう可能性があるため注意してください。
猫がこんなしぐさを見せたら“ほどほどにして”サイン
●しっぽをパタパタさせる
●低い声で鳴く
●瞳孔が開く
●耳を反らす
など
機嫌が悪くなってきているサインなので、ほどほどにして切り上げましょう。
そして、もし逃げたりおびえたりしてしまったら、触れ合いをストップしてあげるのも飼い主さんの優しさです。愛猫がご機嫌にストレスを感じにくく触れ合える方法を試してみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2023年7月号『愛猫がかわいくてついやっちゃうけど… これってNGですか? 溺愛飼い主、あるある集』
文/mona
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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