「キャンドルテール」と呼ばれる猫のしっぽの毛柄を知っていますか?今回は猫写真家・猫研究家の石原さくらさんに、キャンドルテールの特徴について教えていただきました。さらに、冬にまつわる猫トリビアもご紹介します。
キャンドルテールって?
キャンドルテールとは、先だけ白い猫のしっぽのこと。その名のとおり、しっぽの先に明かりが灯っているように見えることからこう呼ばれています。
キャンドルテールは遺伝する?
猫の白い柄は遺伝しやすいという特徴があり、親猫がキャンドルテールなら子猫も受け継ぐ可能性が。上の写真の外猫3匹は、みんな白黒柄で距離感も近く、しっぽの先も同じように白いので、もしかするときょうだいや親子かもしれませんね。
冬の猫トリビア1「スノーシュー」
ここからは、冬にまつわる猫トリビアを2つご紹介します。
雪用の靴を履いたように見える「スノーシュー」という猫種を知っていますか?1960年代のアメリカで、シャムの派生として誕生した猫種です。四脚がまるで雪用の靴を履いているように見えることから、このように名付けられました。生まれたての頃は全身が真っ白な毛に包まれていますが、数週間かけて成長とともに柄が定着していくそうです。
冬の猫トリビア2「アビシニアンの鳴き声」
2つ目のトリビアは、アビシニアンの鳴き声について。アビシニアンは、可憐で美しい鳴き声をもっています。あまりに美しいので、まるで「鈴を転がしたよう」と形容されるほどといわれています。名曲『ジングルベル』に参加していても違和感がないもしれません。
とてもかわいらしい猫の毛柄や鳴き声。見ているだけで心が温かくなりそうですね。
お話を伺った先生/石原さくらさん(猫写真家 猫研究家 愛玩動物飼養管理士1級)
参考・写真/「ねこのきもち」2024年12月号『毛柄が♡色が♡まるでクリスマスな猫、集まりました』
文/柏田ゆき
※記事と写真に関連性がない場合もあります。