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【シニア猫との暮らし】一日の終わりに、今日を愛猫と無事に過ごせたことに感謝

猫の寿命が延び、"猫生"の半分は「シニア期」といわれる時代。まったりほっこりなシニア猫さんとの暮らしをレポートします。今回の飼い主さん&シニア猫は、東京都の E・Sさんとパルちゃん(メス・18才)です。

迎えた初日から甘えん坊だったパル

画像/ねこのきもち2023年5月号
保護団体から迎えた頃のパルちゃん。初日から甘えて膝の上にのってきたそうです
生後2カ月で保護団体からわが家に来てくれたパル。
初日から膝の上にのりたがるほどの"甘えん坊"でした。
それはそれでうれしかったのですが「母猫が恋しいのかな」と少し切ない気持ちにも。
「精一杯の愛情を注ごう!」と、改めてパルを家に迎えたことへの"責任"を認識したことをよく覚えています。

若いころはとても活発に

画像/ねこのきもち2023年5月号
とても活発だったパルくんも、現在は穏やかに日々を過ごしているそう
若い頃のパルはとても活発で、遊ぶことが大好き。
とにかく"おてんば"で、カーテンをよじのぼったり、エアコンや冷蔵庫にのぼったりと、のぼれる場所はすべて制覇。
しかし今はそのジャンプ力も衰えて、高いところに跳びのることはなくなりました。
いつのまにかオモチャで遊ぶこともしなくなり、遊びといえば、私たちとのスキンシップ。
ブラッシングしたり体をモフモフ触ったりすると、とてもうれしそうです。

穏やかに優しい気持ちで過ごしてもらいたい

画像/ねこのきもち2023年5月号
階段には滑り止めシートを貼るなど、筋力が弱まったパルちゃんのために環境を整えているそう
1年くらい前に突然出た"ふらつき"をきっかけに、健康管理をとくに意識するようになりました。
便秘がちになったので、腸によいフードに替えたり、関節によいというサプリメントを与えたり。
ありがたいことに、ふらつき以外は大きな病気を患うことはなく、10才から続けている年に一度の血液検査でも、問題は見つかっていません。
「いつか来る"別れ"を考えて、今を悲しく生きるのはもったいない。一日の終わりには、今日も無事に過ごせたことに感謝して、今を生きよう」。
この思いは、一昨年14才で他界した愛猫ジュンが教えてくれました。
だからこそ、パルも"今"を穏やかに優しい気持ちで過ごしてもらいたいと、思うようにしていますが、なかなか達観できませんね。
画像/ねこのきもち2023年5月号
爪を切るときやスキンシップのときに、痛がる場所や異常がないか、チェックするのが習慣なのだとか。
出典/「ねこのきもち」2023年5月号『シニア猫と暮らして』
構成/marihey
※この記事で使用している画像は2023年5月号『シニア猫と暮らして』に掲載しているものです。
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