猫と暮らす
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【シニア猫との暮らし】一日の終わりに、今日を愛猫と無事に過ごせたことに感謝
迎えた初日から甘えん坊だったパル
初日から膝の上にのりたがるほどの"甘えん坊"でした。
それはそれでうれしかったのですが「母猫が恋しいのかな」と少し切ない気持ちにも。
「精一杯の愛情を注ごう!」と、改めてパルを家に迎えたことへの"責任"を認識したことをよく覚えています。
若いころはとても活発に
とにかく"おてんば"で、カーテンをよじのぼったり、エアコンや冷蔵庫にのぼったりと、のぼれる場所はすべて制覇。
しかし今はそのジャンプ力も衰えて、高いところに跳びのることはなくなりました。
いつのまにかオモチャで遊ぶこともしなくなり、遊びといえば、私たちとのスキンシップ。
ブラッシングしたり体をモフモフ触ったりすると、とてもうれしそうです。
穏やかに優しい気持ちで過ごしてもらいたい
便秘がちになったので、腸によいフードに替えたり、関節によいというサプリメントを与えたり。
ありがたいことに、ふらつき以外は大きな病気を患うことはなく、10才から続けている年に一度の血液検査でも、問題は見つかっていません。
「いつか来る"別れ"を考えて、今を悲しく生きるのはもったいない。一日の終わりには、今日も無事に過ごせたことに感謝して、今を生きよう」。
この思いは、一昨年14才で他界した愛猫ジュンが教えてくれました。
だからこそ、パルも"今"を穏やかに優しい気持ちで過ごしてもらいたいと、思うようにしていますが、なかなか達観できませんね。
構成/marihey
※この記事で使用している画像は2023年5月号『シニア猫と暮らして』に掲載しているものです。
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