猫と暮らす
UP DATE
99%の飼い主さんが実感!「猫と暮らしてQOLは上がった?」獣医師の解説つき
ねこのきもちアプリでは、「猫と暮らし始めてQOLは向上しましたか」というテーマで、アンケートを実施しました。今回は、その調査結果をご紹介するとともに、猫のQOLを高めるコツなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に解説していただきます。
猫と暮らし始めてQOLは向上したと思いますか?

どんなときにQOLが向上したと感じる?
猫と暮らし始めて家に帰るのが楽しみになった
- 「帰宅した際、どこにいても玄関にダッシュで走って出迎えてくれる猫ちゃんたちに、毎日癒やされています」
- 「仕事で嫌なことがあっても、家に帰れば4匹のニャンズが出迎えてくれて癒やされる」
- 「帰宅して猫たちが迎えてくれるとほっとする。家に帰るのが楽しみになる。毎日新しい行動をして笑わせてくれる」
- 「毎日仕事から帰るとかわいい猫がいるので、癒やされることによってストレスが減って笑顔になることが増えた。寝ているときに起こされること以外は、とても毎日が楽しくて幸せ」
猫と暮らし始めて健康的になった
- 「毎日の生活リズムが整いました。外食が減って自炊するので、食生活が健康的になりました」
- 「毎日早起きの生活になり、時間の使い方が有効になったと感じます。また家族に笑顔と会話が増え、幸福度が上がったと感じます」
- 「とにかく癒やされるので精神的に向上してるし、生活面も規則正しくなり、身体も健康的に」
- 「健康的な生活になったと思います。朝ゴハンをあげるのでいつまでもダラダラ寝ていられないというか(笑)あとイライラしていても、家に帰りスリスリされたりなでたり話しかけたりしていると、イライラがどこかいきます。ストレスが減りました」
猫と暮らし始めてストレスが減った
- 「どんなに落ち込んだり嫌なことがあったりしても、かわいい愛猫を見たり一緒に遊んだりすることで、気持ちが紛れて、ストレス発散できる」
- 「外で辛いことやイライラしたことがあっても、家に帰るとストレスがスーッとなくなります。猫たちがいなかったら今の自分はいないかもしれません」
- 「何より癒やされる。声を聞いたり抱っこしたりするだけで、ストレスが緩和される。愛猫のために頑張ろうって思える」
- 「飼い猫のことを考えるだけでストレスが軽減しますし、一緒にいるだけで幸福感が半端ないです」
こんな意見も!
- 「愛猫のご機嫌をとったりお世話で振り回されたりするので、余計な人間関係にまで振り回されることがなくなりました。気に入ってくれたらラッキー、上手くいったらオッケーという感覚が身について、社会生活においても気分の浮き沈みがなくなり、穏やかな人柄と評されるようになりました」
- 「守るべきものができたと感じたことで、生活やお金の使い方もかなり変わりましたが、最近は守られているのは私のほうかもしれないとも感じています」
- 「今2人暮らしですが、猫が来てから会話が増え、家の中が明るくなりました」
- 「ゴハンをあげるため、早起きになりました。また『猫には危険』というものや、『猫には邪魔』というものを躊躇なく捨てることができたので、家の中が片付きました」
【獣医師解説】猫のQOLを向上させるには?
原先生:
「トイレやゴハンのお皿などを定期的にしっかりと洗い清潔な状態を保つ、ダンボールハウスやキャットタワーといった隠れ家や遊び場になる場所を環境に取り入れる、爪切りやブラッシング、定期的な健康チェックを受けるなどが、猫のQOLを高めるうえで有効だと考えられます」
――では反対に、猫のQOLを低下させかねない、飼い主さんの接し方やお世話についても教えていただけますか。
原先生:
「過度な抱っこや強制的なふれあいのほか、家の環境がうるさい、落ち着ける場所がないなど、ストレスがたまりやすい環境にしてしまうと、猫のQOLを著しく下げる原因になるでしょう。また、食事内容や給餌量を適当に管理してしまい、栄養バランスが整っていないなどのお世話も、猫のQOLを低下させる大きな原因です」
――最後に、猫のQOLについて“飼い主さんへ伝えたいこと”を教えてください。
原先生:
「猫のQOLを高めるには、個々の性格や好みを理解し、それに合わせた環境づくりをすることが重要です。日々の観察を通じて猫の小さな変化に気づいてあげること、定期的な獣医師の診察を受け予防医療にも注意を払うことが、猫の健康と幸せを長く維持していくことにつながっていくでしょう」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年2月時点の情報です。
UP DATE