猫と暮らす
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猫が玄関で待つのは「早く見つけたい」から!? 4つの場所別、飼い主を待つ猫の気持ち|専門家解説
今回は、玄関や窓辺、トイレやお風呂、フードの前、部屋の前で待つ猫の気持ちを、愛玩動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。
窓辺や玄関で帰宅を待つのは「早く見つけたい」から
ちなみに、留守中ずっと待っているのではなく、時間や音で飼い主さんの帰宅を判断し、猫はその場所へやってくると考えられています。
トイレやお風呂で待つのは「捜して追いかけたい」から
そのほか、お風呂上がりで石けんのニオイがする飼い主さんにスリスリして、自分のニオイをつけて安心したい場合もあるでしょう。
フードを待つのは「飼い主さんの行動や体内時計で察する」から
食欲が旺盛な猫の場合は、何かのキッカケで期待するたびに、すかさずこの行動をとることもあるでしょう。
部屋を移動したいときにドアの前で待つのは「学習した」から
猫は、過去の体験から「ここで待っていれば開けてくれるだろう」と期待して待つようになることがあります。飼い主さんが猫の気持ちを酌もうと意識すればするほど、この行動は増えていくはずです。
猫が待つのは信頼の証し
猫の健康や安全を脅かすことでなければ、可能な範囲で期待に応えて信頼関係を深められるといいですね。
参考/「ねこのきもち」2024年5月号『「いつもの場所」に隠れた気持ちって? 愛猫は、今日もここで待っています。』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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