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ジメジメで猫も体調不良に! 猫のための湿気対策を獣医師に聞いた

日本の夏は高温多湿。ジメジメとした環境が続くと、体に不調を感じる人も多いのではないでしょうか。これは猫も同じで、湿度が高すぎると体調を崩すことも。

そこで今回は、夏場の猫の湿気対策などについて、ねこのきもち相談室の山口みき先生に教えていただきました。

猫にとって理想の気温・湿度って?

傘の中で佇むだいずくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――夏の間、猫にとってベストな気温・湿度はどれくらいでしょうか?

山口先生:
「猫にとって適切なエアコン設定は27℃程度、湿度は50%程度といわれています。除湿器やエアコンのドライ(除湿)機能などを活用して、適切な室温・湿度をキープしましょう」

湿度が高すぎるとどんな影響がある?

除湿機を見つめるさくらちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――部屋の湿度が高すぎると、猫の健康にどのような影響がありますか? 起こりやすいトラブルや病気などがあれば教えてください。

山口先生:
「猫は人と違って、発汗による体温調節ができません。このため、湿度が高すぎると熱中症のリスクが高まってしまいます。湿度が上がりすぎないよう気をつけてあげてください」

猫も湿気で体がベタつく?

ブラッシングをしてもらう麗ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――梅雨時などとくに湿度が高くなる時期は、湿気で猫の体がベタつくのではないかと思います。シャンプーなどはしたほうがよいでしょうか?

山口先生:
「気になるようであれば、ブラッシングの頻度を増やしてあげるとよいかと思います。ただ、体がベタつくほど湿度が高いとすると、猫にとってよい環境とはいえません。適切な湿度になるよう対策しましょう」
人にとっても猫にとっても、夏場の高温多湿は体調不良を引き起こす原因となります。家族みんなが快適に過ごせるよう、しっかりと湿気対策を行っていきたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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