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猫の「鼻くそ」はなんでできるの? 注意が必要な鼻くその見た目、日常のケアを獣医師が解説

猫も人と同じように鼻くそができるようです。とくに気にしなくてもよい鼻くそもあれば、注意してあげたほうがよいものもあるようです。

飼い主さんが知っておきたい猫の鼻くそに関する知識について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

猫にも鼻くそができるのはなぜ?

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——猫にも鼻くそができるようですが、なぜですか?
岡本先生:
「呼吸をして吸い込んだ空気中のホコリや砂埃に分泌物や粘液が混じり、鼻の穴付近で水分が抜けると鼻くそになります。とくに鼻腔内が複雑で細い短頭種の猫は、鼻くそができやすい傾向にあります」

注意が必要な猫の鼻くその見た目とは?

どこかを見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——一般的に問題がないと思われる猫の鼻くその見た目と、注意したほうがよい鼻くその見た目の違いについて教えてください。
岡本先生:
茶色〜黒っぽい鼻くそが、一般的な鼻くそになります。注意が必要なのはクリーム色〜緑っぽい鼻くそや、血液が混じる鼻くそです。そうした特徴の鼻くそが見られる場合には、動物病院を受診したほうがよいでしょう」

猫に鼻くそがついているのを見たときの飼い主さんの対応は?

まったりするマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
——愛猫に鼻くそがついているのに気づいたとき、飼い主さんはどのようなケアや対応をしてあげるとよいですか? 
岡本先生:
「たとえば、空気清浄機や加湿器を用いて室内の環境を快適に整えてあげましょう。日常的にできるケアとしては、水で湿らせたコットンなどで優しく鼻を拭き、鼻くそを浮かせるように拭き取ってあげてください」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柴田おまめ
※写真は「ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2025年5月時点の情報です。
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