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猫がコンロの上でやけどしそうに! 防ぐためにはどうしたらいい? |専門家解説

猫と暮らすうえで、気を付けたいことのひとつが「キッチンコンロでのやけど」です。

そこで今回は、キッチンコンロでの猫のやけどの対処法や予防法などについて、獣医師の重本仁先生と愛玩動物看護師のいしまるあきこ先生に教えていただきました。

愛猫がやけどをしたらどうすればいい?

Mix(白)のなでしこちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は全身が被毛で覆われているため、万が一やけどをしたとしても、そのダメージがどの程度なのかは見た目ではよくわかりません。

例えば、「愛猫が前足で着火ボタンを押してコンロに飛び乗り、やけどをしそうになった。すぐに下りたので、やけどはしていなさそうだが、ヒゲだけがこげていた」などという場合でも、時間が経ってから皮膚に水ぶくれができるなど、事故直後にはわからなかった部位に影響が出ることも。

そのため、猫がやけどをした可能性がある場合は、その部位を濡れタオルでよく冷やし、そのうえで動物病院を受診しておくと安心です。

キッチンコンロによるやけどを防ぐためには?

ラグドールのめるもくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
キッチンコンロによる愛猫のやけどを防ぐ方法としては、火を扱うキッチンに柵や扉を設けて、猫が物理的に侵入できないようにしておくのがベストです。しかし、キッチンの位置やつくりによっては、柵や扉の設置が難しい場合も。そういったご家庭では、以下のような対策を取り入れてみるといいでしょう。

こんな対策を取り入れて

・コンロを使用しないときは、必ずチャイルドロック機能をオンにする
・同じくコンロを使用しないときは、コンロカバーを使用して猫が上に乗れないようにする
・コンロの点火ボタンを、猫が操作できないダイヤル式(つまみを回して火力調整するタイプ)に変更する
愛猫のやけど事故を防止するためにも、日常的なやけど対策は必須です。特に飼い主さんの目が届かない留守番時などは、必ず厳重な対策をしてから出かけるといいでしょう。
お話を伺った先生/重本仁先生(王子ペットクリニック院長)、いしまるあきこ先生(一級建築士 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2025年5月号『まずは知ることがリスクや被害を減らす第一歩 図解 猫のいのちの守り方』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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