猫と暮らす
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編み物をする飼い主さんのそばに来た猫が「武力行使」に出た理由とは|獣医師解説

飼い主さんが中断できずに編み物を続けていると、はなちゃんはアピールを始めたのでした。
エスカレートする、かまってアピール



飼い主さんが「猫を無視して編んでるとこうなる」とコメントを添えて投稿した動画は、X(旧Twitter)で5.5万件の「いいね」を集めるほど話題に(2024年10月18日時点)。はなちゃんの「ペロペロ → カプッ」とする姿は、多くの猫飼いさんの共感を呼んだのでした。
はなちゃんが飼い主さんのそばに来た理由

飼い主さん:
「あのときのはなは寝起きでした。寝起きは毎回私のところへ来て抱っこをしてもらうのが習慣になっているので、そうしてほしくて来たのだと思います。
なのに、抱っこをしてもらえないので、手にスリスリしてアピールしてきました」
そんなはなちゃんの行動に対する飼い主さんの感想は……
飼い主さん:
「かわいいと思いました。かじられたときは、『無視してごめんね』と思いました」
猫を無視して編んでるとこうなる😾 pic.twitter.com/eVLJHEc46M
— 𝚛𝚒𝚜𝚊 (@__koalove__) August 17, 2024
【獣医師解説】このときのはなちゃんの心理は?

原先生:
「スリスリやペロペロをしても反応してもらえなかったことに対する不満や寂しさから、軽く噛んでより強くアピールしたのではないでしょうか。怒ったというよりも、自分に注目してほしいという気持ちが高まったときの猫らしい表現ともいえますね。
ちなみに、人とのコミュニケーションが好きな猫や甘えん坊な猫、独占欲が強めな猫などに多く見られる行動だと考えられます」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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