猫と暮らす
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飼い主さんに運動を断念させた猫の行動に1.2万人が反応 ひざにのりたがる猫の心理を獣医師が解説


飼い主さん:
「『今日も、きたな~!』と思いました。いつでも、どこで何をしていても、基本的にひざにのってきます」
飼い主さんがこの様子を投稿すると、1.2万人が「いいね」を押すほど話題に(2025年1月20日時点)。すぐにひざにのるぐぅねむちゃんの行動について、飼い主さんにお話をお聞きしました。
ぐぅねむちゃんがひざの上にのる理由

飼い主さん:
「『ひざにのることが好き』じゃないと説明がつかないくらい、どういう状況でもひざにのってきます。歯を磨いていようが、ストレッチをしていようが、納豆を食べていようが容赦なしです」
そのため、このときも「ふだんと同じ気持ちでひざにのってきたのではないか」と飼い主さんは推測します。
飼い主さん:
「いつものコミュニケーションだったと思います。むしろ、ひざにのってこないときのほうが心配になります。自分のことを人だと思っているか、人のことを猫だと思っているのではないかと感じることもあります」
ゴリゴリ運動しようとエアロバイクに座っだけど5秒で断念 pic.twitter.com/cDAU5yqioR
— みなみと猫たち (@GUuNEMU_PACHI) January 7, 2025
【獣医師解説】どんなときでも“ひざにのりたがる”猫の心理

――どういう状況でもひざにのってくるというぐぅねむちゃんの行動からは、どのような心理が読み取れますか。
原先生:
「ぐぅねむちゃんにとって飼い主さんのひざの上は、とても安心できる場所なのだと思います。
猫は、飼い主さんが今何をしているかまでは細かく理解できないことがほとんどですが、飼い主さんがその場所にいるときはしばらくそこから動かない=ひざにのっていられるといったくらいまでは理解していることも。ですから、ぐぅねむちゃんは飼い主さんの大まかな行動パターンを把握しているのかもしれませんね」
――ぐぅねむちゃんのような行動をとりやすい猫の特徴などがあれば教えてください。
原先生:
「甘えん坊な猫や人なつっこい猫などは、飼い主さんと積極的にふれあう行動を好む傾向にあるといえるでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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