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猫の目が見えにくくなっているサインとは? 行動が鈍くなったり、不安そうに鳴くことも|獣医師解説

猫の目が見えにくくなっているとき、飼い主さんでも気づける変化が見られることがあるようです。

具体的に、どのような原因によって猫の視力が低下することがあるのか、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

猫の目が見えにくくなっているサインとは?

くつろぐ猫
Photo by Getty Images
——猫の目が見えにくくなっているとき、飼い主さんが見てもわかる変化が見られることが多いのでしょうか?
岡本先生:
「そうですね。よく見られるサインとしては……

・行動が鈍くなる
・高いところに登れない、降りられない
・不安そうに鳴く
・物によくぶつかる
・目が合わなくなる
・触ったときや音に過剰に反応する(驚く)
・トイレを失敗する
などが見られるかと思います」

猫の視力が低下する原因とは?

見つめる猫
Photo by Getty Images
——猫の視力は、どのようなことが原因で低下すると考えられますか?
岡本先生:
「猫の視力が低下する原因としては、下記のようなものが挙げられます。

・網膜剥離
・緑内障
・白内障
・ぶどう膜炎
・重度の角膜潰瘍
また、高齢になってくると高血圧性網膜剥離が増える傾向にあります」

猫の視力低下が疑われるときに必要な対応は?

診察を受ける猫
Photo by Getty Images
——猫の視力が低下している可能性がある場合、動物病院ではどのような対応がなされるのでしょうか?
岡本先生:
スリットランプ検査や眼底検査、目のエコーや血圧測定を行います。原因を鑑別したうえで、点眼治療や内服、外科治療が検討されます。

愛猫の視力低下が疑われるようであれば、早めに動物病院を受診しましょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
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