猫と暮らす
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猫の目が見えにくくなっているサインとは? 行動が鈍くなったり、不安そうに鳴くことも|獣医師解説
具体的に、どのような原因によって猫の視力が低下することがあるのか、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
猫の目が見えにくくなっているサインとは?
「そうですね。よく見られるサインとしては……
・行動が鈍くなる
・高いところに登れない、降りられない
・不安そうに鳴く
・物によくぶつかる
・目が合わなくなる
・触ったときや音に過剰に反応する(驚く)
・トイレを失敗する
猫の視力が低下する原因とは?
「猫の視力が低下する原因としては、下記のようなものが挙げられます。
・網膜剥離
・緑内障
・白内障
・ぶどう膜炎
・重度の角膜潰瘍
猫の視力低下が疑われるときに必要な対応は?
「スリットランプ検査や眼底検査、目のエコーや血圧測定を行います。原因を鑑別したうえで、点眼治療や内服、外科治療が検討されます。
愛猫の視力低下が疑われるようであれば、早めに動物病院を受診しましょう」
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
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